「稲荷の前の昼盗人」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
稲荷の前の昼盗人
【読み方】
いなりのまえのひるぬすびと
【意味】
神を恐れない不届き者のこと。
「稲荷の前の昼盗人」ということわざは、神さえ恐れずに物を盗むほどの図々しい人を指すんだよ。
ええっ、それは大胆すぎるやろ!神様の前で平気で盗むなんて、もう何も恐れてへんな。
まさに、どんな場所でも図々しく振る舞う人の象徴やな。これは、あまりにも図々しい人を注意するためのことわざやろな。
【語源・由来】
白昼堂々稲荷神社の前で盗みをはたらく者の意から。
【類義語】
・寺の隣にも鬼が棲む
・仕置き場の巾着切り
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「稲荷の前の昼盗人」の解説
カンタン!解説
「稲荷の前の昼盗人」っていうことわざはね、神さえも恐れないで、大胆にも昼間に神社の前で物を盗むような図々しい人を指すよ。
例えば、友達のおやつを勝手に食べたり、誰も見てないと思って人のものを勝手に使ったりする人のことを指すんだ。この言葉は、そういう人がどれだけ図々しくて、神さえ恐れないほどの行為をするかを表しているんだよ。
神社は神が宿る場所とされているから、そこで悪事を働くなんて考えられないよね。それを平気でやる人がどれだけ恥知らずなのかを伝えるための表現なんだね。
「稲荷の前の昼盗人」の使い方
連続強盗事件は昼間に起きたんだって。
稲荷の前の昼盗人ね。
人の稼いだお金に頼るなんて最低だ。
神様に顔向けできなくなるわね。
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「稲荷の前の昼盗人」の例文
- 物を盗んだうえに命まで奪うとは、稲荷の前の昼盗人。神をも恐れぬ所行だ。
- 神社に停めてあった車を盗むとは、稲荷の前の昼盗人だ。
- 稲荷の前の昼盗人は、神も仏もないこの世に絶望したのだろうな。
- 人との出会いは人生の宝で、良い出会いに恵まれなかった人は稲荷の前の昼盗人になることがある。
- 稲荷の前の昼盗人を減らすために防犯カメラを大幅増設する。