「板倉殿の冷え炬燵」の意味(語源由来)
【ことわざ】
板倉殿の冷え炬燵
「板倉殿」「板倉炬燵」ともいう。
【読み方】いたくらどののひえごたつ
【意味】
非の打ち所がない。また、火の気の無いこたつを洒落ていう。
「板倉殿の冷え炬」ということわざは、火の気の無いこたつ、つまり暖まる要素がまったく無い状況を面白おかしく表現しているんだ。
ええな、それはつまり、暖かくなるはずのこたつに火が全く入ってない状況を言うんやな。
いわゆる「暖かくなる要素がまったく無い」ってことや。ほんまにその状況、面白おかしく言うても、ほんまは寒いんやろな。あぁ、寒さで震えてるわ。
【語源・由来】
板倉殿の裁決は明快で非難される点が無かったことから。「非がない」と「火がない」をかけていった表現。
「板倉殿」は、京都所司代(長官代理)の板倉重宗のこと。
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「板倉殿の冷え炬燵」の解説
カンタン!解説
「板倉殿の冷え炬」っていうことわざはね、何も非難される点がない、つまり完全に正しい、間違いがないということを表しているんだよ。
「こたつ」って知ってるよね、冬に使う足を温めるための道具だよね。でも、「板倉殿の冷え炬」のこたつは、火が全くついてないから、足が全く温まらないんだよ。これが、「何も非難される点がない」つまり、何も問題がないという意味にかかっているんだ。
このことわざの「板倉殿」は、京都所司代の板倉重宗のことを指していてね。彼は政務を非常にきちんと行っていて、非難する点が全くなかったんだよ。「板倉殿の冷え炬」っていうのは、彼のように何も非難される点がない、つまり完全に正しい、間違いがないということを言っているんだね。
「板倉殿の冷え炬燵」の使い方
この判決は板倉殿の冷え炬燵だったね。
申し分ないわね。
この裁判長の裁判は安心して見ていられるね。
権力におもねることなく、主観を入れずに客観的に法に照らし合わせた判決で素晴らしいわね。
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「板倉殿の冷え炬燵」の例文
- やっぱりわかるのか、板倉殿の冷え炬燵には猫は寄ってこない。
- 極寒の外から家の中に入り、急いで炬燵に足を突っ込んだのに板倉殿の冷え炬燵だった。
- ともこちゃんは清廉潔白で優秀なので、板倉殿の冷え炬燵だ。
- 彼のコメントは常に的を射ているから板倉殿の冷え炬燵だ。
- これは板倉殿の冷え炬燵といえる論文で手直しの必要がないね。