「鰯網で鯨捕る」の意味（語源由来・類義語）
【ことわざ】
鰯網で鯨捕る
「鰯網で鯨の大功」ともいう。
【読み方】いわしあみでくじらとる
【意味】
思いがけない幸運やあり得ないことのたとえ。
ほんまにな。まさかの大成功や幸運を「鰯網で鯨捕る」って表現するんやな。
ちっちゃい網で、思いもよらへんくらい大きな魚を捕まえる、そんな意外な幸せを得ることを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
鰯を捕ろうとして張った網で思いがけず鯨が捕れる意から。
【類義語】
・鰯網へ鯛がかかる
・雀網で雁
・兎の罠に狐がかかる
・雁捕る罠に鶴
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「鰯網で鯨捕る」の解説
カンタン！解説
「鰯網で鯨捕る」っていうことわざは、小さいものや、取るに足らないことから、思いがけない大きな成功や幸運を得るという意味だよ。
このことわざの背景を考えてみると、鰯網っていうのは、小さい魚、特に鰯を捕るための網のことだよね。でも、その網で鯨を捕まえるなんて、普通は考えられないよね。だから、このことわざは、小さな努力や行動から、思いがけない大きな結果が生まれることを表しているんだ。
例えば、小さなおこずかいを毎日ちょっとずつ貯金して、数年後には大きなお金になるっていうのも、「鰯網で鯨捕る」にあたるかもしれないね。だから、どんな小さい行動も、大切にしようっていう教えをこのことわざはくれているんだよ。
「鰯網で鯨捕る」の使い方
もしかしてと思い掘ってみたら温泉が出たよ。
鰯網で鯨捕るね。チャレンジしてみるものね。
人生チャレンジ精神が大事だね。
安全圏にいるだけでは何もつかめないわね。
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「鰯網で鯨捕る」の例文
- 宝くじをかったら鰯網で鯨捕った。こんなことがあるんだな。
- 卵を割ったら双子の卵で、鰯網で鯨捕るような気分だった。
- お近づきになりたいと思っていた人に思いがけず会えて、鰯網で鯨捕るだった。
- 鰯網で鯨捕るように、予想もしない所に幸運が転がっていることがある。
- 実力ではなく、鰯網で鯨捕るみたいな幸運にめぐまれたおかげで成功することができた。
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小さな鰯を捕まえるための網で大きな鯨が捕れた、という意外性からきているんだ。