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【城府を設けず】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

城府を設けず

「城府を設けず」の意味(出典・類義語)

意味
【ことわざ】
城府を設けず

【読み方】
じょうふをもうけず

【意味】
分け隔てなく人と接すること。

「城府」は、城壁と役所の蔵。他者を踏み込ませないことをいう。
ことわざ博士
「城府を設けず」ということわざは、人との間に強い警戒心や隔たりを作らずに、分け隔てなく打ち解けて接することを表しているんだよ。

元々「城府」とは都市を囲む壁や防衛施設のことを指すが、ここでは人と人との間に築く心理的な壁や隔たりのたとえとして用いられているんだね。この言葉は、互いに心を開いて親しく交わることの大切さを教えてくれるんだ。

助手ねこ
おお、それはいい考えやな。つまり、「人と接するときには、心の壁を作らずに親しくする」ってことやな。城のような壁を心に作って警戒しすぎへんで、オープンに、分け隔てなく人と接することが大事やってことや。

心の壁を取り払って、人との関係を良くすることを教えてくれる言葉やな。人との関わりでは、心を開いて接することが大切やね。

【出典】
宋史そうし

【類義語】
・城郭を設けず

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「城府を設けず」の解説

カンタン!解説
解説

「城府を設けず」という表現は、人との関係で強い警戒心を持たず、分け隔てなくオープンに接する態度を意味しているんだ。元々「城府」とは都市を囲む外壁や防御施設のことを指すが、ここでは人との関係における心の壁や警戒心を表しているんだね。

この言葉は、人々に対して心の壁を作らず、誰にでも親しみやすく、打ち解けた態度で接することの大切さを示しているよ。たとえば、他人に対して心を開き、予断や先入観を持たずに接することで、より良い人間関係を築くことができるという意味がある。

「城府を設けず」という表現は、他人に対するオープンな心が人間関係を豊かにし、信頼や理解を深める手助けをするという考えを伝えているんだ。つまり、心の壁を下ろし、素直に人と接することの重要性を教えてくれる言葉なんだね。

「城府を設けず」の使い方

健太
校長先生は城府を設けずという感じでいいよね。
ともこ
垣根を作らず話し易くていいわよね。
健太
今までこんな校長先生がいただろうか。
ともこ
歴代でも最高の校長先生かもね。
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「城府を設けず」の例文

例文
  1. 社長は城府を設けず気さくに話しかけてくれる。
  2. 陛下は一般人に積極的にお声掛けし、城府を設けずをモットーとする。
  3. 彼は、城府を設けない打ち解けた付き合いをする。
  4. プライドが高い彼に、城府を設けずというのは無理難題だろう。
  5. 地位や性別に関係なく城府を設けず接する。

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