「上清ければ下濁らず」の意味
【ことわざ】
上清ければ下濁らず
【読み方】
かみきよければしもにごらず
【意味】
人の上に立つ人が正しければ、下の人々も正しく不正を行わない。
まさに「上手の手本」ってやつやな。上の者がしっかりとした姿勢を保つことで、下の者もそれに倣うことが多い。
でも逆に、上の者がずるいことをすれば、下もそれを見習うことになるかもしれん。だから、リーダーシップを持つ者は、特に自分の行動に気をつけないといけないんやろうな。
【スポンサーリンク】
「上清ければ下濁らず」の解説
カンタン!解説
「上清ければ下濁らず」っていう言葉、これは、上の人、つまりリーダーや先生、親、あるいは会社の上司とかが、正直でしっかりしていると、その下にいる人たちも、ちゃんとした行動をするってことを教えてるんだよ。
考えてみて!例えば、クラスの先生がすごく公平で、優しくて、ちゃんとしたことをしていると、生徒たちもその先生を見習って、ちゃんとしたことをしようとするよね。逆に、先生が不公平だったり、ずるいことをしていたら、生徒たちも「先生があんなことしてるんだから、僕たちもそんなもんだろ」と思ってしまうことがあるんだ。
会社でも、上司がしっかりしていて公正な判断をすると、その部下たちも正しい行動を心がけることが多いんだ。
このことわざは、リーダーや上の立場の人が、どれだけ大切で、その行動や考え方が下の人たちにどれだけ影響するかを教えてくれているんだね。上の人がきちんとしていれば、下の人もその良さを受け取って、良い行動をすることが多くなるってことだよ。
「上清ければ下濁らず」の使い方
日本で凶悪犯罪が増えているね。
上清ければ下濁らずっていうから、きっと政治家の心が濁っているのよ。
政治家が不正ばかりしているからこうなったのかあ。
政治家を総入れ替えしないとだめね。
【スポンサーリンク】
「上清ければ下濁らず」の例文
- 部長の健太くんが清く正しくあれば、上清ければ下濁らずで後輩たちも清く正しい。
- 上清ければ下濁らずというから、横領する社員がいるのは幹部が悪い。
- 上司が正しければ、上清ければ下濁らずというように部下も正しい行いをするものだ。
- 上清ければ下濁らずというが、残念ながら社内政治で勝ち残れるのは腹黒い人が多いので部下も腹黒くなる。
- 人の上に立つ者の心がけ次第で下の者は変わる。上清ければ下濁らずといわれる。
指導者の行動や態度は、その下にいる者たちに大きな影響を与えるという考え方だね。