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【河海は細流を択ばず】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

河海は細流を択ばず

「河海は細流を択ばず」の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味【ことわざ】
河海は細流を択ばず

「河海は細流をいとわず」「大海は細流を択ばず」ともいう。

【読み方】
かかいはさいりゅうをえらばず

【意味】
偉大な人はどんな人でも受け入れる度量がある。

「河」は、黄河。
ことわざ博士
「河海は細流を択ばず」という言葉は、大河や大海が細い小川を選ばないという意味から、大人物が他人の小さな欠点などにこだわらず、広い心で人々を受け入れることを表しているんだよ。
助手ねこ
なるほどなぁ。大きな川や海がちっちゃい流れを気にせずに、どんどん流れていくように、大物な人も小さいことは気にせずに、みんなを受け入れるんやな。

そういう大らかな心持ちって、素晴らしいことやね。この言葉、人々に優しくて広い心でいることの大切さを教えてくれるんやな。

【語源・由来】
黄河や大海は小さな川の流れもすべて受け入れる意から。

【出典】
史記しき

【類義語】
・大海はあくたを択ばず
太山たいざんは土壌を譲らず
・清濁あわ

【英語】
The sea refuses no river.(海はどんな川も拒まない)

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「河海は細流を択ばず」の解説

カンタン!解説
解説

「河海は細流を択ばず」ということわざは、ちょっと難しいかもしれないけど、とても素敵な意味があるんだよ。小学生のみんなにもわかりやすく説明してみるね。

このことわざは、大きな川や海が、どんな小川や細い流れの水でも区別せずに全部受け入れることから来ているんだ。この自然の様子を見て、人々が大切にすべきことを教えてくれているんだよ。

つまり、大人物、つまり立派な人は、人々のちょっとした違いを気にせず、みんなを公平に受け入れることができるんだ。大人物って、心が広くて、みんなと仲良くできる人のことを指しているんだよ。

例えば、クラスでみんなが違う趣味や考えを持っていることがあるよね。このことわざのように、みんなの違いを受け入れて、一緒に遊んだり学んだりすることが大切なんだ。どんな人とも友達になれるような、心の広い人になれるといいよね。

このことわざは、人々がどれだけ違っていても、その違いを受け入れて一緒にいることの大切さを教えてくれているんだ。みんなも、この素晴らしい考え方を持って、たくさんの友達と楽しい時間を過ごしてほしいな。

「河海は細流を択ばず」の使い方

健太
あの人は嫌いだな。この人は好きだからメンバーに入れよう。
ともこ
河海は細流を択ばずよ。健太くん器の小さい人間ね。
健太
好き嫌いで普通選ぶでしょう。
ともこ
普通で終わっていいならそのままでいいけど、大きく成長したいなら変わらないとだめね。
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「河海は細流を択ばず」の例文

例文
  1. 学閥や縁故採用ではなく、河海は細流を択ばずの経営者はすぐれている。
  2. 学歴フィルターになんかかけない。河海は細流を択ばずという会社に就職したい。
  3. よくあんな悪童を仲間に入れる気になったな。河海は細流を択ばずの君は偉大だなあ。
  4. 彼は河海は細流を択ばず、貧富や老若男女問わず話を聞く。
  5. 河海は細流を択ばずのような、大きな心があれば、差別やいじめはこの世からなくなる。

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