「紙子着て川へ入る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
紙子着て川へ入る
「紙子着て川へはまる」ともいう。
【読み方】かみこきてかわへはいる
【意味】
無茶をして自ら破滅を招くことのたとえ。
「紙子」は、和紙で作った衣服。
「紙子着て川へ入る」は、自分の行動がどれだけ無謀であるかを示す絵的な表現なんだよ。
うーん、水に入るとすぐにびしょ濡れになっちゃう紙の服。それを着て川に入るなんて、まさに自らの首を絞めるようなものやな。
このことわざを聞くたびに、行動する前に「本当にこれで大丈夫か?」って自分に問いかけたくなるわ。安全第一、失敗しないための予防は大切やね。
【語源・由来】
紙子を着て川へ入れば紙子がだめになるのはわかっているのに、無分別なことをする意から。
【類義語】
・紙子着て川立ち
・土仏の水遊び
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「紙子着て川へ入る」の解説
カンタン!解説
「紙子着て川へ入る」っていう言葉はね、とても危険なことや、考えもしないで行動して、結果的に自分が困っちゃうようなことをする人を指して使うことわざなんだよ。
考えてみてね。紙でできた服を着て、それで川の中に入ったらどうなるかな?紙って水に濡れると破れやすくなるよね。だから、紙の服を着て川に入るっていうのは、ものすごく無謀な行動ってこと。そうすると、服はびしょびしょになって破れてしまい、結果的には自分が大変なことになっちゃう。
このことわざを使うときは、人が何も考えずに、安易に何か行動をして、後で「あれ?これはよくなかったかも」と思うような場面で使うんだ。自分の行動の結果をちゃんと考えることの大切さを教えてくれる言葉だね。
「紙子着て川へ入る」の使い方
飲酒運転で事故を起こす人って、何で自分は大丈夫って思ってしまうんだろうね。
紙子着て川へ入るようなものよね。
事故に巻き込まれて亡くなる人がかわいそうだよね。
その家族もかわいそうだから飲酒運転はだめ、絶対。
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「紙子着て川へ入る」の例文
- 正義感に燃え無謀にも権力に立ち向かうが、紙子着て川へ入るように圧倒的な力の前に何もできず潰される。
- 紛争地域に行くのは命を失うとわかっていながら渡航するのは、紙子着て川へ入るのと同じだ。
- 若いころは後先考えず紙子着て川へ入るものだ。
- 根拠なき自信のせいで紙子着て川へ入るとなる。
- 紙子着て川へ入るようなことはするな。守るべき家族もいるんだからもっと分別のある人間になれ。