【ことわざ】
金の草鞋で尋ねる
【読み方】
かねのわらじでたずねる
【意味】
根気よく、あちこち探し回る事。
【語源・由来】
「金」とは「鉄」の意味で、いくら歩いても擦り切れることのない鉄製の草鞋を履いて探し回ることから。「黄金」のことではない。
【類義語】
・金の足駄で尋ねる
・金の草鞋を履く
・鉄の下駄で尋ねる
・金の草鞋で捜す
【英語訳】
・Iron straw sandals are worn and asked.
・It is patient and searches.
「金の草鞋で尋ねても〜、〜ない。」「金の草鞋で尋ねたところで〜、〜ない。」と下に打ち消しの語を伴って、得難いものを表す事が多いです。
「鉄の草鞋で尋ねる」と表すこともあります。
また「金の草鞋」を「きんのわらじ」と読むのは誤りですので、注意が必要です。
「鉄の草鞋で尋ねる」と表すこともあります。
また「金の草鞋」を「きんのわらじ」と読むのは誤りですので、注意が必要です。
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「金の草鞋で尋ねる」の使い方

見て!この自転車、旅先で見つけて気に入ってしまって、思わず買ってしまったんだ。

それは良かったわね。でも、君って似た様な自転車を何台か持っていなかったかしら?

見た目こそ似ているけれど、これは他の自転車と比べて格段に良い自転車だよ。金の草鞋で尋ねても、こんなに高性能でお手軽な価格の自転車を見つける事は出来ないよ。

私にはなかなか違いが分からないわ。そこまで熱中できる趣味があって羨ましいわ。
「金の草鞋で尋ねる」の例文
- 金の草鞋で尋ねてでも、自分が納得できる結婚相手を選ぶべきだ。妥協をすると一生後悔をするよ。
- 金の草鞋で尋ねたところで、なかなか家族が全員納得する物件に出逢う事が出来ない。
- この広い砂浜から、亡くした鍵を探し出すだなんて、金の草鞋で尋ねても見つけ出せそうにないよ。
- このアイテムは出現確率がかなり低いから、金の草鞋で尋ねてもなかなか取得するのは難しいよ。
- 金の草鞋で尋ねても二度と会う事が出来ないような、相性の良い相手でありました。