「烏を鷺」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
烏を鷺
【読み方】
からすをさぎ
【意味】
間違いを強引な方法で正当化すること。
ええっ!? それって、間違ってることを強気で「ちゃうちゃう、これは正解や!」って言い張る感じやな。
まるで、黒いTシャツを着て、「これは白いんやで!」って言うみたいなもんか。あはは、ほんまに面白いことわざやね。でも、その姿勢はちょっと困るかもしれへんな。
【語源・由来】
黒い鳥を白い鷺だと言いくるめる意から。
【類義語】
・鹿を指して馬と為す
・馬を鹿
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「烏を鷺」の解説
カンタン!解説
「烏を鷺」っていうことわざはね、何か間違ってることを無理やり正しいことのように見せようとすることを言うんだよ。
考えてみて、烏って黒い鳥だよね。でも、このことわざでは、それを白い鳥、鷺だと言ってしまうことから来ているんだ。つまり、実際には違うものを別のものだと言い張ること。
例えば、宿題をやってないのに、「やったけど、犬が食べちゃった」とか言ったりするのが、このことわざに当てはまるような行動だね。間違いを認めずに、何か理由をつけてごまかそうとすることを「烏を鷺」と言うんだよ。
「烏を鷺」の使い方
烏を鷺というなんて不合理よね。
あの先生は横暴だよ。白を黒って言っちゃうんだもん。
先生はいやな大人の代表ね。
あんな大人になりたくない。
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「烏を鷺」の例文
- 健太くんは間違えたことが恥ずかしく、漱石枕流のように烏を鷺という。
- そのコメンテーターは烏を鷺というように、自分の発言の正当性を主張し続けた。
- 烏を鷺と言い張っても格好悪いだけだ。間違いは素直に認めた方がいい。
- フィンガーボールの水を飲んだ彼は、烏を鷺みたいに「ある地域ではこれは飲んでもいいものとされている」と言っていたが、そんな地域は無いだろう。
- その人は烏を鷺のごとく正当防衛を強く主張したが、過剰防衛だろう。
まるで黒い烏を白い鷺だと言い張るようなものだ。