「片手で錐は揉まれぬ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
片手で錐は揉まれぬ
【読み方】
かたてできりはもまれぬ
【意味】
協力しなければ成功させることはかなわないということ。
ちょうどサッカーとかで、一人でずっとボール持って走っても、なかなかゴールできへんけど、友達とパスしながら進めたら、ゴールできることもあるんや。協力するって、大切やな。
【語源・由来】
錐を揉むのに片手ではできないことから。
【類義語】
・片手で柏手は打てぬ
・孤掌鳴らし難し
・三人寄れば文殊の知恵
「片手で錐は揉まれぬ」の解説
「片手で錐は揉まれぬ」ということわざ、これを小学生にもわかりやすく説明しよう!
このことわざの意味は、何かを成功させるためには、力をしっかりと合わせなければならないということだよ。
錐(きり)っていうのは、穴をあけるための道具なんだ。でも、この錐を使うときに、片手だけで力を入れようとしても、うまく穴を開けることができないんだよ。
それと同じように、一人でやろうとしても難しいことがあるとき、友だちや家族と協力して力を合わせると、きっと成功することができるよ。
例えば、学校の運動会で大きな旗を作るプロジェクトがあったとしよう。一人で全部やろうとすると、大変だし、うまくいかないかもしれないね。でも、クラスみんなで協力して、一緒に作業すると、素敵な旗ができるんだ。
だから、難しいことがあったら、周りの人たちと一緒に頑張ってみようね!一人ではできないことでも、みんなで協力すれば成功することがあるんだよ。
「片手で錐は揉まれぬ」の使い方
「片手で錐は揉まれぬ」の例文
- 片手で錐は揉まれぬから助力を乞う。
- 今こそ力を合わせないと、片手で錐は揉まれぬ。
- 三人寄れば文殊の知恵というし、片手で錐は揉まれぬからみんなで知恵を出し合おう。
- 片手で錐は揉まれぬので、一致団結してこの難局を乗り切る。
- 一人の力は微力でも、片手で錐は揉まれぬように多くの力が集まれば強い力になり成功につながる。