「糧を敵に借る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
糧を敵に借る
【読み方】
かてをてきにかる
【意味】
対立する者を巧みに利用する。
そうなんや!例えば、サッカーの試合で相手チームの弱点を見つけて、その部分を攻めるようなこともこれに当てはまるんやね。
反対者の特長や行動を観察して、うまく活用することで自分たちの力にするんや。だから、敵のこともよくわかっておく必要があるってことやね!
【語源・由来】
敵の食料を奪って使うことから。
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「糧を敵に借る」の解説
カンタン!解説
「糧を敵に借る」っていう言葉は、敵の食べ物をうばって使うことから来ているんだよ。でも、これは食べ物だけの話じゃなくて、敵やライバルの力をうまく使って、自分のためにするっていう意味もあるんだ。
たとえばね、サッカーの試合で、相手チームの選手が強くて速いけど、その速さをうまく利用して自分たちの得点につなげるようなこと。相手の力を自分たちの力に変えるっていうことだよ。
また、もしこういうことが学校で起こったら、クラスで何かイベントをするときに、反対している人たちの意見も聞いて、それをうまく活かしてイベントをもっと楽しいものにする、なんていうのも「糧を敵に借る」に似ているかもしれないね。
このことわざは、ただ敵や反対者と戦うだけじゃなく、その人たちの力や意見もうまく使って、自分の目標に向かう方法を教えているんだよ。反対者も友達も、みんなと一緒に何かを作り上げるための大切な人たちだってことを忘れちゃいけないね。
「糧を敵に借る」の使い方
ここで戦った武将は、糧を敵に借るつもりで大胆に攻めて行ったんだね。
食料を持たず身軽にして突き進み、食料は敵から奪えばいいという考えだったのよ。
それが見抜かれうまくいかず失敗したんだね。
食料を奪えず飢えに苦しみ、士気はだだ下がりでぼろ負けしたの。
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「糧を敵に借る」の例文
- 糧を敵に借る作戦で楽して勝つ。
- 名馬の産地と名高い敵の馬を奪い、糧を敵に借り勝利する。
- 「友を近くに置け、敵はもっと近くに置け」というが、糧を敵に借ることで自分を成長させ勝つ。
- 敵を憎まず敵の優秀な人材を引き抜き、糧を敵に借り勝利に近づく。
- 巧みに糧を敵に借ることができる人が勝者になる。
それは、自分の反対者や競争相手の力や特長をうまく使う能力にたとえられるんだ。