「土器の欠けも用あり」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
土器の欠けも用あり
【読み方】
かわらけのかけもようあり
【意味】
役に立たなそうなものでも何かの役に立つことがあるということ。
「土器の欠けも用あり」という言葉は、一見役に立たないと思われるものでも、実は何かの役に立つという意味があるんだよ。
ああ、それは「見た目じゃ分からんけど、意外と使えるもんやで」ということやな。
壊れたものや不完全なものでも、工夫次第で役立てることができるんやな。まあ、人もそうやろ?完璧でなくても、それぞれの長所を活かせばええことがあるんやろな。
【語源・由来】
欠けて用をなさない土器でも何かの役に立つことから。
【類義語】
・大鋸屑も取柄
・茶殻も肥になる
・腐り縄にも取り所
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「土器の欠けも用あり」の解説
カンタン!解説
「土器の欠けも用あり」っていうことわざは、簡単に言うと、何かが完璧でなくても、それが何かの役に立つことがあるよ、っていう意味なんだよ。
たとえばね、古くてちょっとボロボロの玩具があって、それが新しいものに比べてキレイじゃないかもしれないけど、その古い玩具が子供の大切な宝物で、たくさんの思い出が詰まっているかもしれないよね。それと同じで、全てのものや人は、ちょっとした欠点があっても、それぞれに大切な役割や価値があるんだよ。
このことわざは、見た目や第一印象だけで物や人を判断しないで、深く中身やその背景を見るように、と教えてくれる言葉なんだよね。完璧じゃなくても、それぞれのものや人には役立つ部分や大切さがあるってことを思い出させてくれるんだ。
「土器の欠けも用あり」の使い方
健太くん。部屋が散らかり過ぎよ。
土器の欠けも用ありと考えると捨てられないよね。
今の日本の住宅事情だと役に立つ瞬間が来るまで取っておくわけにはいかないわ。
そうだね。このままだと僕は欠けた土器に埋まってしまう。
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「土器の欠けも用あり」の例文
- 欠けた茶碗はフラワーベースなどに再利用でき、土器の欠けも用ありだ。
- 土器の欠けも用ありと考えると、ゴミは激減する。
- 茶碗の欠けを集めてモザイクのように写真フレームを飾る。土器の欠けも用ありで、土器は食事用という思い込みをなくせば用途は広がる。
- 土器の欠けも用ありというから、欠点だらけの健太くんも役に立つかもしれない。
- 見方次第では欠けもまた魅力。土器の欠けも用ありで役に立つこともある。