「痒い所に手が届く」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【ことわざ】
痒い所に手が届く
【読み方】
かゆいところにてがとどく
【意味】
相手の望むことを察し、細かいところまで気配りや配慮がなされている様をいう。
ちょっとしたことにも目を配り、気を使ってる人のことを言うわけや。あれもこれもバッチリやってくれる人のことやね。ありがたいことやなぁ。
【語源・由来】
自分では届かない背中のかゆい場所を、他人が察しピンポイントで掻いてほしかった場所を掻いてくれる様をたとえている。
【類義語】
・至れり尽くせり
・麻姑掻痒
【対義語】
・靴を隔ててかゆきをかく
・隔靴掻痒
【英語訳】
・to be very attentive
・to be very helpful
・Services that suit your every need.
・hit the spot
「痒い所に手が届く」の解説
「痒い所に手が届く」っていうことわざは、何かがすごく細かく、ピッタリと対応されている、または、人が他人の欲しいものや困ってることをちゃんと気付いて、それに応えることができるっていう意味なんだよ。
たとえば、友達が「あ、このペン、書きやすいなぁ」とか「この帽子、かわいい!」って言ってるのを聞いて、次の日、それをプレゼントしてくれるような、ちょっとした気配りができる人のことを指すんだ。
「痒い所」っていうのは、ちょっと困ったところや欲しいところを指していて、「手が届く」は、その困ってることや欲しいものにちゃんと応えられるっていうこと。だから、「痒い所に手が届く」とは、ちょっとした気配りや細かい部分までちゃんと考えられる、優しい行動や態度を持つ人のことを言うんだよ。
「痒い所に手が届く」の使い方
「痒い所に手が届く」の例文
- ここのホテルは痒い所に手が届いた気配りが人気の秘密でる。
- 同僚の家へ遊びに行くと、いつも痒い所に手が届くようなおもてなしをしてくれる。
- 長年連れ添った妻は、私の事をすべて把握しているのか痒い所に手が届くような行動をしてくれる。
- 旅館に泊まるときは、痒い所に手が届くようなサービスをしてくれるところへ泊ることをおすすめするよ。