「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【風にそよぐ葦】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・英語)

風にそよぐ葦

「風にそよぐ葦」の意味(出典・語源由来・英語)

意味【ことわざ】
風にそよぐ葦

【読み方】
かぜにそよぐあし

【意味】
権力をもつ者の思う通りに行動する、自分の意見やしっかりした意見のない者のことをいう。

ことわざ博士
「風にそよぐ葦」ということわざは、風が吹けばその方向に揺れる葦のように、権力を持つ人の意のままに行動する人、自分の意見がしっかりとしていない人のことを指すんだよ。
助手ねこ
ああ、それは、自分の意見がなくて、人の言うことをそのまま聞く人のことやな。風が吹いたら、ぐらぐら揺れる葦みたいに、他人の意見にすぐ影響されてしまう人のたとえやねんな。

自分の意見をちゃんと持つって、大切やな。こういうことわざ、学ぶことがいっぱいあるわ。

【出典】
「新約聖書」マタイ伝などに見ることば。

【語源・由来】
風の吹くまま揺れている葦のさまから。

【英語】
A need shaken with the wind.

【スポンサーリンク】

「風にそよぐ葦」の解説

カンタン!解説
解説

「風にそよぐ葦」っていうことわざは、葦が風にどうようように揺れるように、自分の意見がなくて、人の言うことにすぐに従う人を指すんだよ。

例えばね、友達が「今日はこれをしよう!」って言ったら、「うん、いいよ!」とすぐに同意する人がいたら、その人はまさに「風にそよぐ葦」なんだ。自分の考えを持たず、人が言うことにすぐに従うから、風が吹く方向に葦が揺れるのと同じだということなんだよ。

このことわざは、自分の考えや意見をしっかり持って、人の言うことにすぐに従わないように、っていう教えもくれているんだね。人の意見も大切だけど、自分で考える力も大切だと言っているんだよ。

「風にそよぐ葦」の使い方

ともこ
あんな理不尽な命令逆らえばいいのに。
健太
逆らえないよね。
ともこ
風にそよぐ葦ね。情けないわ。
健太
長い物には巻かれろっていうよ。巻かれてた方が楽なこともあるんだよ。
【スポンサーリンク】

「風にそよぐ葦」の例文

例文
  1. 今の日本は風にそよぐ葦ばかりで、政治家の思い通りになっている。
  2. ジャイアンに付き従うスネ夫は、風にそよぐ葦のように見えて実は計算高くずる賢い。
  3. 彼は風にそよぐ葦で子分肌だ。
  4. 社長は風にそよぐ葦のようなイエスマンが大好きだ。
  5. 風にそよぐ葦でどうしたいのか、どうなりたいのかといったビジョンがない若者が多い。

ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪