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【好事門を出でず悪事千里を行く】の意味と使い方や例文

【ことわざ】
好事門を出でず悪事千里を行く

「好事門を出でず」と「悪事千里を行く」を別々に使うこともある。

【読み方】
よい評判はなかなか世間に伝わらないが、悪いことは隠そうとしても、まるで千里を走るようにあっという間に遠くまで知れ渡る。

【意味】
よいことはなかなか世間に伝わっていかないが、悪いことはすぐに遠くまで知れわたるという意味。

【参考】
中国の『北夢瑣言(ほくむさげん)』にあることば。

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「好事門を出でず悪事千里を行く」の使い方

健太
僕は、先週の空手の大会で優勝したのに、そのことは全く有名にならなくて、テストで0点を取ったという事は学校中に知られているんだ。
ともこ
好事門を出でず悪事千里を行くってやつね。良いことは、なかなか広まらないものなのよ。
健太
そんなのってひどい話だよね。せっかくがんばって結果を出したのにさ。
ともこ
誰かにほめられるために空手をやっているわけじゃないんでしょう?それに、健太くんは、学校のテストの点数が悪すぎなのよ。もう少し頑張りましょうよ。

「好事門を出でず悪事千里を行く」の例文

  1. 好事門を出でず悪事千里を行くというように、悪い話はすぐに週刊誌に掲載される。
  2. よいニュースだってあるはずなのに、なぜ悪いニュースばかり報道されるのだろう。まさに、好事門を出でず悪事千里を行くだな。
  3. 好事門を出でず悪事千里を行くというように、悪い噂はすぐに広まる。
  4. 好事門を出でず悪事千里を行くというように、悪ガキとして有名だが、彼の善行はあまり知られていない。
  5. 好事門を出でず悪事千里を行くというように、悪い噂は、すぐに遠くの町まで広がるものだから気を付けなさい。
  6. 好事門を出でず悪事千里を行くというように、悪いことをすると、なぜか母の耳に入っている。




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