【ことわざ】
君子は豹変す
【読み方】
くんしはひょうへんす
【意味】
教養人がはっきりと過ちを改め、善を行なうさまのきわだっていること。
通常、良いほうへ変わる場合にもちいるが、現在は本義の使用法ではなく、悪いほうに変わる場合も用いている。
【語源・由来】
「易経(天文・地理・人事・物象を陰陽変化の原理によって説いた書)・革卦」より。
教養人が善を行なうようになり、過ちを改めるようになるということは、ちょうど豹の皮のように、美しくこころから改めるが、教養のないものは、ただ外形・容貌を改めるだけだ。
豹は寅に似てやや小さく、背に美しい斑点をもつ猛獣。
豹の毛皮の模様がはっきりと目立つように、はっきりと性格が変わることをあらわしている。
豹の毛皮の模様がはっきりと目立つように、はっきりと性格が変わることをあらわしている。
【類義語】
・豹変
【対義語】
ー
【英語訳】
・The wise man changes his mind,a fool never.
・The true man is found in his place anywhere.
「君子は豹変す」の使い方


またおじちゃんが遊びに来たら、健太君に会いに行くわ。
おじちゃんも健太くんと一緒に遊ぶのを楽しみにしてるのよ。
おじちゃんも健太くんと一緒に遊ぶのを楽しみにしてるのよ。

ぼくのお父さんも、あんなに立派な人間にはなかなか会うことはない。って感心していたよ。

親戚の家では、おじちゃんはみんなに君子は豹変すって言われてるの。
昔は餓鬼大将で、悪いことばかりしていたんですって。
昔は餓鬼大将で、悪いことばかりしていたんですって。
「君子は豹変す」の例文
- 彼はおそらく、もうわたしたちのもとへは戻って来ないと思う。
君子は豹変すといって、彼は自分のしたことを深く反省しただけでなく、これからは自分に厳しく生きることを科して、旅に出てしまったんだ。 - あの総理はこの問題を知った以上、もうこの政策を一歩も推し進めることはできないのです。
君子は豹変すということです。
ぼくおじちゃんが大好きなんだ。