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【公家にも襤褸】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

公家にも襤褸

「公家にも襤褸」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
公家にも襤褸

「馬子にも衣装」と続けて言うこともある。
【読み方】
くげにもつづれ

【意味】
見た目でその人の地位や品位が判断されるということ。

「襤褸」は、つぎはぎの衣服。ぼろ。
ことわざ博士
「公家にも襤褸」ということわざは、どんなに高貴な人であっても、見た目が粗末だとその印象が悪くなるという意味だよ。

外見や第一印象の大切さを教えてくれる言葉なんだ。

助手ねこ
ほんまにそうやな。たとえ王様でも、よれよれの服を着てたらええ印象にはならへんもんな。

人は見た目で判断されがちやから、どんなにええ人でも、見た目には気を付けた方がいいってことやね。

【語源・由来】
身分が高い人でも、粗末な服装だと卑しく見える意から。

【類義語】
・君飾らざれば臣敬わず

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「公家にも襤褸」の解説

カンタン!解説
解説

「公家にも襤褸」っていうことわざは、どんなに偉い人やすごい人でも、古くてボロボロの服を着ていたら、ちょっと見た目が悪くなっちゃうよっていう意味なんだ。

公家って、昔の日本で高い身分の人たちのことを指すんだ。特に公卿っていうのは、もっともっと上の人たちのこと。でも、そんな偉い人たちでも、ボロボロの古い服を着てたら、ちょっと見た目がよくないよね。

「襤褸」ってのは、ずいぶん使い古してボロボロになった服のこと。このことわざは、見た目って大事だよって教えてくれる言葉なんだ。だから、どんなにすごいことをしている人でも、見た目や振る舞いには気をつけることが大切だってことを伝えているんだよ。

「公家にも襤褸」の使い方

ともこ
健太くん。今日は卒業式なのにその服装は何?
健太
いつも通りの服装じゃ駄目かな。
ともこ
公家にも襤褸というわよ。侮られてしまうわ。
健太
人を服装で判断するような人との付き合いは、こちらからお断りだよ。
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「外堀を埋める」の例文

例文
  1. 公家にも襤褸というから、服装の乱れは心の乱れと思われないようきちんとする。
  2. 人の上に立つ者はそれなりの服装をしないと、公家にも襤褸で軽んじられてしまう。
  3. おしゃれに無頓着なのはわかるが、せめてほつれや破れのない服を着ないと公家にも襤褸だよ。
  4. 公家にも襤褸というが、偉い人が来る場にダメージジーンズで来るのは品位を疑う。
  5. 身だしなみに気をつけないと公家にも襤褸といわれる。

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