「癖ある馬に乗りあり」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
癖ある馬に乗りあり
【読み方】
くせあるうまにのりあり
【意味】
一癖ある者でも扱い方次第で個性を生かすことができる。
「癖ある馬に乗りあり」ということわざは、一癖ある馬も、正しい扱い方や乗り方を知っていれば、その馬の個性や特性を最大限に活かして乗ることができるという意味だよ。
あ、なるほど!それは、ちょっと癖がある人や物でも、うまく扱えばすごい力を発揮するってことやな。
ちょっと変わった馬でも、うまく乗る方法を知ってれば、その馬のいいところが出てくるわけや。扱い方が大事やねんてな。
【語源・由来】
癖がある悍馬でも、乗り方によってはその才能を発揮することができることから。また、癖のある馬の方が乗り甲斐があることから。
【類義語】
・かぶり馬にも合い口
・蹴る馬も乗り手次第
・人食い馬にも合い口
・癖ある馬に能あり
・癖なき馬は行かず
・名馬に癖あり
【対義語】
・沈香も焚かず、屁もひらず
【英語訳】
・Horse with a habit, there is a ride.
・Because the horse is a habit, because there is a saving grace.
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「癖ある馬に乗りあり」の解説
カンタン!解説
「癖ある馬に乗りあり」という言葉は、難しそうな人や物事にも、上手く扱い方や対処の方法があるという意味を持つんだ。何かに癖があっても、それを理解し、上手く扱う方法を学べば、その癖を長所として活用できることが多いんだよ。
人間関係や業務などで難しさを感じるときでも、それをどうやって上手く乗り越えるか、どう活用するかを考えることで、新しい価値や可能性を見出すことができるんだね。
「癖ある馬に乗りあり」の使い方
隣のクラスの柔道部の彼、また隣の学校の生徒と喧嘩したと問題になっているね。
柔道では県大会で優勝する程の腕前の持ち主なのにね。ここのところそういったトラブルばかりでもったいないね。
癖ある馬に乗りありというように、気が強いからこそ柔道部の主将が務まるのかもしれないね。
そうかもしれないね。しかし、相手の生徒も対したもんだよ。あんな巨体で言いがかりをつけられてしまったら、僕なら怖くて素直に謝る事しか出来ないや。よく喧嘩にまで発展するよな。
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「癖ある馬に乗りあり」の例文
- 監督は、癖ある馬に乗りありといったことを良く存じていて、あえて彼をキャプテンにすることに決めた。
- 癖ある馬に乗りありで、やつは気難しくて扱いづらいが、研究室に置いたらとんでもない才能を発揮する人だ。
- 癖ある馬に乗りありというように、少し変わった性格の彼女だからこそ、このチームには必要だと判断した。
- 癖ある馬に乗りありとはいうが、あまりにも協調性がないのであればいくら才能があっても、弊社では雇えません。