「口は虎、舌は剣」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
口は虎、舌は剣
【読み方】
くちはとら、したはつるぎ
【意味】
言い方ひとつで人を傷つけたり自分の身を滅ぼすことがあるから注意せよという戒め。
無思考に人を非難したり、悪口を言ったりすると、思わぬトラブルになることもあるんや。口を滑らせずに、相手の気持ちや立場を考えて話すのが大事やな!
「口は虎、舌は剣」の解説
「口は虎、舌は剣」という言葉はね、言葉の力ってすごく強いってことを教えてくれる言葉だよ。虎は強くて怖いし、剣は鋭くて切れるから、これらの例えを使って、言葉って人を傷つけることができるんだっていうのを伝えているんだ。
たとえば、友達に無意識に悪いことを言っちゃったら、その子が悲しくなったり、怒ったりすることがあるよね。その逆に、優しい言葉や励ましの言葉をかけてあげれば、その子の気持ちが明るくなるかもしれない。
だから、このことわざは、「言葉は強力だから、どんな言葉を選ぶか、どう伝えるかに気をつけよう」と教えてくれているんだ。自分の言葉で誰かを傷つけないように、そして自分自身もトラブルを避けるためにも、言葉遣いには気を付けたいね。
「口は虎、舌は剣」の使い方
「口は虎、舌は剣」の例文
- 政治家は差別的な失言が多いが、口は虎、舌は剣だと思わないのだろうか。
- こっちはそのつもりがなくても相手の受け止め方次第で傷つけることもあるから、口は虎、舌は剣と思っていた方が良い。
- 口は災いの門だから、口は虎、舌は剣と自分を戒める。
- 健太くんは悪い子じゃないが、言い方が悪いので口は虎、舌は剣のように相手を傷つける。
- 最近部下へのパワハラ裁判が増えている。口は虎、舌は剣だぞ。注意するように。