【ことわざ】
負け犬の遠吠え
【読み方】
まけいぬのとおぼえ
【意味】
臆病で弱い者が、陰でこそこそと虚勢を張って強がってみたり、威張ったりすること。
弱い者は面と向かって相手に何も言えないので、隠れて相手の悪口をいうこと。
【語源・由来】
弱い犬は、強そうな犬や人間には遠くで尻込みしながら吠えることから。
【類義語】
・犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
【英語訳】
A barking dog seldom bites.
Dog that bark at a distance bite not at hand.
A waking dog afar off barks at a sleeping lion.
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「負け犬の遠吠え」の使い方

あんな奴が次のキャプテンだなんて、監督も見る目がないと思うよ。

健太くんは、彼がキャプテンになったことが気に入らないの?

だって、それほどサッカーがうまいわけでもないじゃないか。

もし意見があるのなら、監督に伝えてみたらどうかしら。それじゃあ、負け犬の遠吠えよ。
「負け犬の遠吠え」の例文
- 今彼がなにか言ったとしても、それは負け犬の遠吠えでしかないよ。
- 裏でコソコソ手を回していないで、堂々と意見したらどうだい。君のしていることは、負け犬の遠吠えだよ。
- 負け犬の遠吠えと言われても、今は彼の文句を言わないと気が済まないんだ。
- 彼女がなにか企んでいたとしても、負け犬の遠吠えだから何も怖くないわ。
効果が弱いという意味で使うのは誤りなので注意が必要。
「犬の遠吠えでもいいから、まず抗議をしてみよう。」などと使うのは誤り。
「犬の遠吠えでもいいから、まず抗議をしてみよう。」などと使うのは誤り。
まとめ
弱い者ほど、自分の身の安全なところから文句をいうことがあるのではないでしょうか。
しかし、それは負け犬の遠吠えにしかならないのではないでしょうか。
強い者にも堂々と立ち向かいたいものですね。