【ことわざ】
待つ間が花
【読み方】
まつまがはな
【意味】
あれこれ想像しながら、期待に胸をふくらませて待っている間が、いちばん楽しいもので、現実になってみるとそれほどでもないことが多いということ。
【語源・由来】
「花」とは、いちばんいい時というたとえ。
【類義語】
・待つが花(まつがはな)
・待つうちが花(まつうちがはな)
・祭りより前の日(まつりよりまえのひ)
・添わぬうちが花(そわぬうちがはな)
・見ぬが花(みぬがはな)
【対義語】
–
【英語訳】
Easter so longed for is gone in a day.
It is better to travel hopefully than to arrive.
「待つ間が花」の使い方
明日の遠足は本当に楽しみだな。
そうね。健太くんはずっと遠足を楽しみにしていたものね。
景色も楽しみたいし、お弁当も好きなものを詰めてもらうんだ。あとはおやつの時間も楽しいだろうな。
待つ間が花というものかもしれないわね。
「待つ間が花」の例文
- 旅行は待つ間が花だね。
- 恋人と会う日を楽しみにしていたけれど、ささいなことでけんかをしてしまった。これじゃあ待つ間が花だった。
- 新しい家に住むことを楽しみにしていたけれど、日当たりが悪くて残念だ。待つ間が花になってしまった。
- 娘はお祭りを楽しみにしていたけれど、歩き回って足が痛くて泣いてしまった。待つ間が花だった。
まとめ
待つ間が花というように、期待に胸をふくらませて、あれこれと考えている時は、とても楽しいのではないでしょうか。
しかし、現実では想像以上に楽しく過ごせるようにしたいものですね。