【慣用句】
胸に一物
【読み方】
むねにいちもつ
【意味】
口には出さないが、心中密かに企みを抱いていること。
腹に一物(はらにいちもつ)とも書く。
【類義語】
腹に一物(はらにいちもつ)
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「胸に一物」の使い方
ぼくこの間学校で、友達に呼び出されたんだ。なんだろう、って思って行ってみたらカードの交換を申し込まれたんだ。
あら、またカードゲームを学校に持ち込んだのね。先生にダメって言われてるでしょ。
そう固いこと言わないでよ。それでレアカードをくれる、って話だったのに既に持っているカードを押し付けられたんだ。今思えば呼び出した友達の顔、まさに胸に一物って感じだったね。
まったく、規則を破ったバツだと思いなさい。
「胸に一物」の例文
- みてみろ。あいつの顔、見るからに胸に一物ありそうじゃないか。
- 胸に一物ある、って気づかれてしまったよ。
- あきらかに胸に一物って態度だね。
- そのやり方は相手に胸に一物ある、って悟られてしまうよ。
- あまりに怪しげだな。胸に一物ある、と疑うか。
- 何を考えているのか知らないが、その感じは胸に一物あるようだね。