「鍋蓋で鼠を押さえたよう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鍋蓋で鼠を押さえたよう
【読み方】
なべぶたでねずみをおさえたよう
【意味】
優柔不断な態度のこと。中途半端なこと。
「鍋蓋で鼠を押さえたよう」ということわざは、中途半端で決断力がない態度や行動を指しているんだよ。
あ、それって、ちゃんとやる気もなくて、なんとなく手を出す、ってことやな。例えば、ちゃんと罠をしかけずに鍋蓋でちょこっと鼠を抑える感じやろ。
でも、そんなんでちゃんと鼠は捕まらへんやん!ちゃんとやるか、やらんか、その二択やね。中途半端はあかんてことを教えてくれる言葉やな。
鍋の蓋で鼠を鼠をおさえた場合、強く押さえて鼠を殺せば蓋が汚れるし、ゆるく押さえたのでは逃がしてしまうことから。
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「鍋蓋で鼠を押さえたよう」の解説
カンタン!解説
「鍋蓋で鼠を押さえたよう」という言い回しはね、中途半端な行動や、ちょっとしたこともきちんとできない、あるいは優柔不断な様子を指すんだよ。
考えてみてね。もし本当に鼠を捕まえたいなら、ちゃんとした方法や道具を使うよね。でも、鍋蓋で鼠を押さえようとするって、ちょっと考え方が甘いか、適当な方法を選んでしまっている感じがするんだ。鼠はすぐに逃げちゃうから、鍋蓋だけで押さえるのは難しいよね。
この言葉を使う時は、何かを半ばやりかけて放っておくような行動や、ちょっとしたこともきちんと決断できないような様子を表現するのに使われることが多いんだ。
例えば、「あの人は仕事を始めるけど、すぐに別のことに気を取られて、結局何も完成させない。まるで鍋蓋で鼠を押さえたようだね」というように使うことができるよ。
「鍋蓋で鼠を押さえたよう」の使い方
受かりそうな学校にするか、受けたい学校にするか。うーん。決まらない。
鍋蓋で鼠を押さえたようだと受かるものも受からなくなるわよ。
だよねー。受けたい学校にしようっと。
後悔がない選択をした方がいいわよね。
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「鍋蓋で鼠を押さえたよう」の例文
- 情が湧いて中途半端に罰すると、鍋蓋で鼠を押さえたようにしつけに失敗する。
- 鍋蓋で鼠を押さえたようなリストラでは、結局倒産して全社員が路頭に迷う。
- 政府の景気対策は、大企業と庶民どっちつかずで、鍋蓋で鼠を押さえたような代物だった。
- ハロウィンの狂騒を抑えるために対策をしたが、鍋蓋で鼠を押さえたように中途半端でやる意味があったのかどうか。
- 鍋蓋で鼠を押さえたようならやらない方がましだ。