「鼠は大黒天の使い」の意味
【ことわざ】
鼠は大黒天の使い
【読み方】
ねずみはだいこくてんのつかい
【意味】
鼠は福の神大黒天の使いだという俗信。
「大黒天」は、福徳の神。七福神の一人。
「鼠は大黒天の使い」という言葉は、鼠が福の神である大黒天の使いであるとする俗信に基づいているんだよ。
へぇ、そういうことかいな。鼠が福の神、大黒天の使いとされてるんやな。日本の伝統的な信仰や文化で、鼠が幸運を運んでくる存在と考えられてるってことやね。
鼠が福をもたらすという信仰や俗信を反映してるんやね。
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「鼠は大黒天の使い」の解説
カンタン!解説
「鼠は大黒天の使い」ということばは、「大黒天」という福徳をもたらす神様がいて、その神様の使いとして鼠が選ばれているという話から生まれたことばなんだよ。大黒天は七福神の一人で、豊かさや幸運を象徴している神様なんだね。
たとえば、昔の日本ではお米を貯める倉にネズミがいることが多かったから、ネズミがいるところはお米が豊富で、家が豊かだと考えられていたんだ。だから、ネズミが大黒天の使いとされて、福を運んでくる存在とされたんだよ。
この言い伝えは、昔の人々が自然や動物に対して持っていた畏敬の念や、物事に対する神秘的な考え方を示しているんだね。昔の人々は、自然や動物に様々な意味を見いだし、それを大切にしていたんだよ。
「鼠は大黒天の使い」の使い方
鼠が屋根裏に侵入したみたいなの。
鼠は大黒天の使いだから、福をもたらしてくれるよ。
鼠の糞尿はアレルギーの原因になるらしいわよ。
それは困ったなー。福の神様には申し訳ないけど、猫を飼うか。
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「鼠は大黒天の使い」の例文
- 米蔵に鼠返しを備え付けるなんてけしからん。鼠は大黒天の使いなんだぞ。
- 鼠は大黒天の使いだから少しくらい米を食べられても構わないと思って放置していたら、鼠算式に増えていった。
- 鼠が配線ケーブルをかじって火災になりかけた。鼠は大黒天の使いとはいえ、許すまじき存在だ。
- 蛇が金運アップの象徴であるように、鼠は大黒天の使いだから鼠を見かけたら何かいいことがあるかも。
- 鼠が走り回っているようだが、鼠は大黒天の使いというし来年は豊作間違いなしだな。