「人参で行水」の意味(語源由来)
【ことわざ】
人参で行水
【読み方】
にんじんでぎょうずい
【意味】
高価な医薬品を使い、できる限りの手を尽くして治療すること。
へぇ、それは「病気の治療のために、あらゆる手段を尽くす」ってことやな。人参を浴びるほど飲むって、ものすごい治療の努力をしてるってことやね。
これは、病気治療において最大限の努力をすることの大切さを教えてくれる言葉やな。何でもやってみる価値があるってことやね。
【語源由来】
高価な朝鮮人参を浴びるようにたくさん飲むという意から。
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「人参で行水」の解説
カンタン!解説
「人参で行水」ということわざは、朝鮮人参の煎じた汁を浴びるほど飲むことから来ていて、医薬を極めて豊富に使って治療することをたとえているんだよ。
このことわざは、病気や怪我を治すためにあらゆる手段を尽くす様子を表現しているんだね。朝鮮人参は昔から貴重な薬草として知られていて、その煎じ汁を「浴びるほど飲む」という表現は、とても多量に使っていることを意味しているよ。
例えば、どんなに高価な薬や治療法も惜しまずに使うことや、病気を治すために可能な限りのことをする様子をこの言葉で表現するんだ。このことわざは、病気治療のためには何でもする、という決意や努力を表しているんだね。
「人参で行水」の使い方
父さんががんになったんだ。
それは心配ね。
新薬まで調べて人参で行水したんだ。おかげで寛解に至ったんだ。
良かったわね。そろそろ、がんが必ず治る病気になるかもね。
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「人参で行水」の例文
- 人参で行水のごとく医薬品にお金をかけても、永遠の命は得られない。
- 病院が嫌いだが、孫の顔が見たいから人参で行水して病を治す。
- 金はいくらでもある。人参で行水することも可能だから、なんとかして治してくれ。
- 人参で行水して100年生きる気はない。死ぬならそれも運命と受け入れる。
- 医学が進歩して、人参で行水すれば治る病気が増えた。
これは、医薬の限りを尽くして病気の治療をすることを表しているんだ。