「俄長者は俄乞食」の意味(類義語)
【ことわざ】
俄長者は俄乞食
【読み方】
にわかちょうじゃはにわかこじき
【意味】
急に金持ちになると、浪費がたたり貧乏に戻るのが早いということ。
ほぉ、そういうことか。つまり、「急に金持ちになった人は、急に貧乏にもなる」ってことやな。突然の富や成功は、長続きしないことが多いってことやな。
急激に得たものは安定せず、すぐになくなることもあるってことを教えてくれる言葉や。
【類義語】
・どか儲けすればどか損する
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「俄長者は俄乞食」の解説
カンタン!解説
「俄長者は俄乞食」ということわざは、急に富裕になった人が、同じように急速に貧困に陥ることがあるという意味を持っているんだ。この言葉は、急激に富を得ることと、それを同じくらいの速さで失うことの両方を示しているんだね。
このことわざは、急に金持ちになった人が、その富を維持するのに必要な知恵や経験が不足している場合が多く、その結果、富を素早く失ってしまうという現象を表しているよ。たとえば、宝くじで大金を手に入れた人が、計画的に使わずにすぐに貧乏に戻るような状況がこれに当てはまるんだ。
「俄長者は俄乞食」ということわざは、富を得ることとそれを維持することは異なるスキルを要するという教えを含んでいるんだ。つまり、富を急速に得た場合でも、それを賢く管理し、持続可能な方法で扱うことが重要だということを教えてくれるんだね。
「俄長者は俄乞食」の使い方
父さんが投資でぼろもうけしたんだよ。
俄長者は俄乞食っていうから気をつけてね。
毎日豪遊三昧だよ。
乞食になる日も近いわね。
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「俄長者は俄乞食」の例文
- 成金の栄華は長続きしない。俄長者は俄乞食といい、財産をすぐに食いつぶしてしまう。
- 健太くんは、海でヒスイをみつけ大金を手にしたが、俄長者は俄乞食というから浪費して使い果たすだろう。
- 俄長者は俄乞食というし、使わないよう今回儲けた金を全部私に預けてみないかい?増やしてしんぜよう。ふふふっ。
- 宝くじが当たった人は、俄長者は俄乞食のように大金を湯水のごとく使い切ってしまうんだろうな。
- 今まで大金を持ったことが無いものが持つことになると、お金の使い方が分からず俄長者は俄乞食のようにすぐに失うものだ。
このことわざは、急激に得た富や地位が安定せず、一時的なものであることを示しているんだね。