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【のろまの一寸、馬鹿の三寸】の意味と使い方や例文(類義語)

のろまの一寸、馬鹿の三寸

「のろまの一寸、馬鹿の三寸」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
のろまの一寸、馬鹿の三寸

【読み方】
のろまのいっすん、ばかのさんずん

【意味】
戸を閉める時に、のろまな者は一寸閉め残し、愚か者は三寸閉め残す。戸の閉め方で、その人の品性や性格がわかるということ。

ことわざ博士
「のろまの一寸、馬鹿の三寸」ということわざは、戸や障子を閉めるときに、わずかに開けたままにすることを指しているんだよ。
助手ねこ
ほぉ、そういうことかいな。つまり「ちょっとの隙間はのろま、もっと大きい隙間は馬鹿ってことやな」。

戸や障子をきちんと閉めないって、ちょっとした注意力の欠如やね。これは、細かいことでも気を付けることが大事やって教えてくれてるんや。小さなミスも大きな問題になりかねんってことやな。

【類義語】
・下種の一寸、のろま三寸、馬鹿の開けっ放し

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「のろまの一寸、馬鹿の三寸」の解説

カンタン!解説
解説

「のろまの一寸、馬鹿の三寸」ということわざは、戸や障子を閉める際のしめ残しの大きさを例にして、人の行動の不注意や愚かさを表す言葉なんだよ。この表現は、一寸(約3センチメートル)程度しめ残すのはのろまで、三寸しめ残すのは愚か者であるということを示しているんだね。

このことわざは、細部に注意を払うことの重要性を強調しているよ。戸や障子をきちんと閉めることができないという小さな行動から、その人の性格や注意力の欠如を読み取ることができるという意味なんだ。一寸のしめ残しは、多少の不注意を意味し、三寸のしめ残しは、さらに大きな不注意や無思慮を表しているんだ。

この言葉は、日常生活の小さな行動や習慣が、その人の全体的な性格や能力を示すことがあるという教訓を含んでいるんだよ。また、細かいことにも注意を払い、物事を丁寧に行うことの大切さを教えてくれるんだね。このことわざは、注意深さや責任感を持つことの重要性を示しているよ。

「のろまの一寸、馬鹿の三寸」の使い方

ともこ
健太くん。開けたら閉めなさいよ。
健太
どうせまた開けるんだから良いじゃない。
ともこ
のろまの一寸、馬鹿の三寸といって、ドアの開閉に人格が出るのよ。
健太
ちゃんと閉めないと馬鹿にされるのか。気をつけるよ。
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「のろまの一寸、馬鹿の三寸」の例文

例文
  1. うちの猫ですら開けた扉は閉めるのに、のろまの一寸、馬鹿の三寸のごとく愚かな夫は三寸開けっ放しにする。
  2. のろまの一寸、馬鹿の三寸といいますが、馬鹿な人でも開けたままであることが分かるように、冷蔵庫は開けっ放し対策ブザー音があるんですよ。
  3. ドアを開けたら閉めるという当たり前のことができない人は、のろまの一寸、馬鹿の三寸というように馬鹿なことが多い。
  4. のろまの一寸、馬鹿の三寸というが、採用するに値しない馬鹿な人間は大体わかる。
  5. ドアをきちんと閉めないからまさかとは思っていたけど、やっぱり、のろまの一寸、馬鹿の三寸のように馬鹿だった。




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