「糠の中にも粉米」の意味
【ことわざ】
糠の中にも粉米
【読み方】
ぬかのなかにもこめこ
【意味】
価値が見出せないものの中にも、役に立つものがまざっていることがあるということ。悪いものの中に良いものがまざっているということ。
「糠の中にも粉米」ということわざは、価値がないと思われるものの中にも、価値のあるものが含まれていることがあるという意味なんだよ。
ああ、そういうことやな。つまり、「見た目はつまらんかもしれんけど、中にはええものがあるかもしれへん」ってことやな。糠の中にも粉米があるみたいに、意外なところに価値のあるものが隠れてることがあるんやね。
一見価値がないように見えるものの中にも、ちゃんとした価値を見つけることができるってことや。何事も見た目だけで判断せんと、ちゃんと中身を見ることが大事やな。
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「糠の中にも粉米」の解説
カンタン!解説
「糠の中にも粉米」ということわざは、一見価値がないと思われるものの中にも、たまには良いものや価値のあるものが混じっているという意味を持っているんだよ。
ここで言う「粉米」とは、米を精白する時に砕けた米のことを指しているんだ。糠は米を精米した際に出る、一見価値がなさそうな外皮の部分なんだけど、その中には粉米という、まだ価値のある米の粒が混じっていることがあるんだね。
このことわざは、一見無価値に思える環境や状況の中にも、よく見ると価値あるものが隠れていることがある、という教えを含んでいるんだ。たとえば、古い本の中から珍しい切手を見つけたり、古着屋で珍しいブランドの服を発見したりするような状況に似ているんだよ。
つまり、「糠の中にも粉米」ということわざは、見た目だけで物事を判断しないで、中に隠れた価値を見つけることの重要性を教えてくれる言葉なんだね。
「糠の中にも粉米」の使い方
スタメンにけが人が続出して、二軍、三軍から選手を選出したんだ。
へえ。糠の中にも粉米ね。みんないい動きをしているわ。
埋もれていただけで、光る才能を持つ選手が何人かいて驚いたよ。
きょうの活躍で一軍昇格もあり得るかもね。
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「糠の中にも粉米」の例文
- 就職活動では学歴フィルターがあるらしいが、糠の中にも粉米でFランク大学にも優秀な生徒はいる。
- 糠の中にも粉米というが、ゴミの中にはお宝がいっぱいだ。
- アウトレットショップは売れ残り品を集めたものだが、糠の中にも粉米のようにいい商品が混ざっていたりする。
- 糠の中にも粉米というし、敗者復活戦をやってみましょうか。運がなかっただけの才能ある人がいるかもしれない。
- おつとめ品の中にからすみがあった。糠の中にも粉米ということがあるから、おつとめ品チェックはやめられない。