【ことわざ】
濡れ手で粟
【読み方】
ぬれてであわ
【意味】
何の苦労もしないで、もうけること。
【語源・由来】
粟というのは米ににた穀物。濡れた手で粟をつかむと、手に沢山くっついてくることから。
【類義語】
・濡れ手で粟の掴み取り
・濡れ手で粟のぶったくり
・一攫千金
・一攫万金
・漁夫の利
【対義語】
・骨折り捐の草臥れ儲け
・籠で水を汲む
【英語】
・Make a lot of money with little effort.
・Make a lot of money without much effort.
・Make easy money.
・Money coining.
・To make one’s fortune at one stroke.
「濡れ手で粟」の使い方
「濡れ手で粟」の例文
- 私と彼女は濡れ手で粟の大金を手にして、ホクホク顔でその場を後にした。
- 兄が、「新しい財布を買ったから、前使ってたこの財布はあげるよ。」と、なにもしてあげてないのに、欲しがっていたブランド物の財布をくれた。濡れ手で粟で大喜びした。
- 今日の競馬は大金をかけるよ。昨夜はすごく縁起の良い夢を見たし、今回は濡れ手で粟で上手くいけるような気がするから、大穴狙いで行こうと思うんだ。
- ユーロ/スイスフランが大暴落してマーケットが大荒れになった時、多くの投資家が大損害を被った。そんな中、一部の抜け目ない投資家は濡れ手で粟の利益を手に入れた。
- 母が親戚の家にいくというのでついていったら、お小遣いをもらった。濡れ手で粟だ。
- この豪邸は、50年前、濡れ手で粟の金儲けをして大金を手に入れた祖父が贅の限りを尽くして建てたものだ。
【注意!】間違った例文
❌「あの手この手で売り上げアップを狙っているが、濡れ手で泡のように上手くいかない。」