「女房は台所から貰え」の意味(類義語)
【ことわざ】
女房は台所から貰え
【読み方】
にょうぼうはだいどころからもらえ
【意味】
結婚する時は、格上の家より、台所から出入りするような格下の家からもらうのがよい。
家格を重視した昔の結婚観をいうことば。
「女房は台所から貰え」という言葉は、昔の結婚に関する考え方を反映しているんだよ。
そういうことかいな。つまり、「結婚は自分の家より身分が下の家から妻をもらうのがええ」ってことやな。昔は家格や身分が結婚においてめちゃくちゃ重要やったんやな。
家格や身分にこだわった昔の結婚の考え方を示してるんやな。今はもっと人と人との相性や愛情が大事にされてるけど、昔は違ってたんやな。
【類義語】
・嫁は下から婿は上から
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「女房は台所から貰え」の解説
カンタン!解説
「女房は台所から貰え」という表現は、昔の結婚観に基づくもので、結婚する際には自分の家より地位が低い、いわば「台所から出入りする」ような家庭から妻をもらうべきだという意味を持っているんだ。この言葉は、家格や社会的地位を重視した昔の結婚の考え方を反映しているんだね。
この表現は、結婚において男性の家族が女性の家族より社会的に上位にあるべきだという当時の価値観を示しているよ。つまり、男性側がより高い地位や名声を持つ家庭から妻を迎えるのではなく、比較的謙虚な背景を持つ家庭から妻を選ぶべきだという考え方を表しているんだ。
「女房は台所から貰え」という言葉は、過去の社会における結婚に関する慣習や規範を示しており、現代の価値観とは異なる場合が多い。このことわざは、歴史的な文化や慣習を理解する上で興味深い参考になるんだね。
「女房は台所から貰え」の使い方
逆玉の輿にのりたいなー。
女房は台所から貰えっていうわよ。逆玉の輿は大変そう。
奥さんのお金で海外に住んで、二人自由気ままに暮らせばいいじゃないか。
そううまくいくかなあ。
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「女房は台所から貰え」の例文
- 社長令嬢と結婚すると、奥さんの両親、親戚一同がうるさくてかなわないから、女房は台所から貰えってな。
- 格上の妻と結婚したから、結婚式は妻の実家の家格に合わせなくてはいけなくなり大変だった。女房は台所から貰えっていうけど、これから先思いやられる。
- 格下の家から嫁を貰うと、あちらが下手に出るから女房は台所から貰えという言葉通りにする。
- 夫として権威を保ちたいなら、女房は台所から貰え。
- 妻の友人や親戚から家柄を馬鹿にされたくなければ、女房は台所から貰えというように家格が下の嫁をもらった方が良い。