「お蔵に火がつく」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
お蔵に火がつく
【読み方】
おくらにひがつく
【意味】
危険がさし迫るさま。
「お蔵に火がつく」ということわざは、状況が急を要してきた、つまり事態が急に危機的になったことを表すんだよ。
ほんまやな。それは「ピンチが迫ってきた」ってことやな。まあ、自分の蔵に火がつくってなると、それはもう大変やな。
どうにかしなアカン状況になってるってわけや。これは、危機が迫ってるときは、すぐに行動に移さなアカンって教えやな。
【語源・由来】
他人の家が燃えていると思い油断しているうちに、自分の家の蔵にも延焼する意から。
【類義語】
・焦眉の急
・眉に火がつく
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「お蔵に火がつく」の解説
カンタン!解説
「お蔵に火がつく」っていうことわざは、事がピンチになってきた、もう時間がない、急いで行動しなきゃいけない、っていう状況を表すんだよ。
考えてみて、もし実際にお蔵(それは倉庫とか、大切なものを保管している場所ね)に火がついたら、それは大変な事態だよね。そんな緊急事態を表す言葉としてこのことわざが使われるんだ。
例えば、テストが明日に迫っていて、まだ全然勉強していないときとか、「お蔵に火がついたぞ!」って言うような感じさ。つまり、もう待っていられない、すぐに何かをしないと大変なことになる、っていう状況を表しているんだよ。それが「お蔵に火がつく」っていうことわざの意味なんだよ。
「お蔵に火がつく」の使い方
やばい。やばい。
なにがやばいの?
お蔵に火がついたよ。もうすぐこの会社はやばいよ。
もうずっと前からやばいと言われ続け、やばいやばい詐欺とまで揶揄されているわよ。
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「お蔵に火がつく」の例文
- 対策を早急にたてなければお蔵に火がつく。
- うかうかしている間にお蔵に火がつく事態になった。
- お蔵に火がつくとは油断しすぎていた。
- お蔵に火がついてから慌てても遅いんだよ。
- 君はお蔵に火がつくのを指をくわえて見ているつもりか。