【ことわざ】
思い内にあれば色外に現る
【読み方】
おもいうちにあればいろそとにあらわる
【意味】
心に何か思う事があると、自然に表情や動作に現れる。「色」は顔色や表情のこと。
【語源・由来】
中国の『大学』にあることば。
【類義語】
・心内にあれば色外に現る
・隠すより現る
・隠れたるより見るるは莫し
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「思い内にあれば色外に現る」の使い方

思い内にあれば色外に現るというけれども、健太くんは、すぐに顔に出るから嘘は付けないわよね。

まあ、僕は正直者だからね。しょうがないさ。あははは。

じゃあ、私のノートにジュースをこぼして逃げたのは誰でしょうか?健太くんですよね。

あー、いやっ。えー。思い内にあれば色外に現るなので、嘘は付けないです。ごめんなさい、僕がやりました。
「思い内にあれば色外に現る」の例文
- 思い内にあれば色外に現るというように、彼の顔色で心の中が手に取るようにわかる。
- 思い内にあれば色外に現るというように、僕が、彼を嫌いなことが、態度に出てしまったらしい。
- 思い内にあれば色外に現るというように、彼は自分の気持ちが態度に現れて、心中を隠せない人だ。
- 思い内にあれば色外に現るというように、よく観察すれば、人の気持ちはわかるものだ。
- 思い内にあれば色外に現るというように、嘘をついている人は直ぐ見抜くことができる。