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「重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休う」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休う
【読み方】
おもきをおいとおきをわたるときはちをえらばずしていこう
【意味】
苦境の時はえり好みしないということ。
ほんまにな。つまり、大変なことをしてる時は、ちょっとしたことにはうるさくならへんってことやろ?どっちにしろ乗り越えなあかんから、無理にえり好みせんと、なんとか乗り切ることに集中するんやな。
ほんまに大変な時は、どこでもええから一休みしたいもんやね。やる気と決意が一番大切やな、これは。
【出典】
「孔子家後」から。
【語源由来】
重い荷を背負って遠くまで行く者は、疲れたときにはどこででも休む意から。
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「重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休う」の解説
カンタン!解説
「重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休む」っていうことわざは、ね、もう大変な時には、あまり細かいことを気にしないっていう意味なんだよ。
例えば、重い荷物を背負って、すごく遠くまで行かなきゃいけない人がいたとしよう。その人は、途中で疲れたとき、どこででも休むんだ。きれいな場所がいいとか、快適な場所がいいとか、そんなえり好みをしないんだよ。
だから、このことわざは、大変な状況の中で、細かいことを気にせず、必要なことをやるっていう気持ちを教えてくれるんだ。
たとえばね、テストの勉強がたくさんあって、それだけで大変なときに、どの教科書がいいとか、どのペンを使うかとか、そんなことをあまり気にせず、とにかく勉強に集中するような感じかな。
このことわざは、大事なことに集中して、細かいことにこだわらないように、という教えをくれるんだね。大変な時には、大事なことに焦点を当てるっていう、大人にも子供にも大切なことを教えているんだよ。
「重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休う」の使い方
昆虫食が話題になっているね。
健太くんは食べた?
抵抗があるね。食糧難になったら、重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うように食べると思うよ。
道端の雑草だって食べるようになる日が来るかもしれないわよね。
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「重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休う」の例文
- 疲れ切っている時は床の上でも眠れる。重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うんだ。
- 貧しさに苦しんだら、重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うように仕事をえり好みしない。
- 苦境に陥った人間は重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うものだ。ニートをしていられるのは親に守られえり好みする余裕があるからだ。
- 重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うように、与えられた仕事をすべてこなし信頼を得ていった。
- 取捨選択できるのは恵まれている証拠だ。重きを負い遠きを渉るときは地を択ばずして休うといい、余裕がなければ選ぶこともできない。
例えば、重い荷物を背負って遠くまで行く者は、どこででも休む必要があるんだよ。