「大木に蝉」の意味(類義語)
【ことわざ】
大木に蝉
「大木へ蝉」「大木に蝉の取り付いた」ともいう。
【読み方】
おおきにせみ
「大木」は、「たいぼく」とも読む。
【意味】大小の差がとても大きいこと。
あー、つまり「めっちゃ大きなものと、めっちゃ小さなものが一緒になってる」ってことやな。
大木と蝉みたいに、大きさの差がすごいところに小さいものがついてると、その差がさらに際立つんやな。これは、大小の差をわかりやすく見せるたとえやな。
【類義語】
・月と鼈
・提灯に釣り鐘
【スポンサーリンク】
「大木に蝉」の解説
カンタン!解説
「大木に蝉」っていうことわざはね、とても大きなものと小さなものが一緒になっている様子を表しているんだよ。それは、大きさの差がすごく大きい、っていう比喩的な表現なんだ。
例えばね、大きなビルの隅っこに小さなカフェがあったり、大きな公園の一角に小さな遊具があったりするようなことを指すんだよ。これはまるで、大きな木に小さな蝉が止まっているようなものだね。
このことわざは、大きなものと小さなものが一緒に存在して、その大きさの差がとても大きい様子を、自然界から引き出した視覚的なイメージを使って表現しているんだよ。
「大木に蝉」の使い方
豪邸の横に狭小住宅があると大木に蝉ね。
すごい差だね。
この風景だけで日本の格差社会がわかるわ、
嫌な世の中になったなあ。
【スポンサーリンク】
「大木に蝉」の例文
- 健太くんとバレーボール選手が並ぶと、大木に蝉で親子のように違う。
- 両者は大木に蝉で、つり合いがとれていない。
- 隣り合う市だが財政状況は天と地ほどの差があり、市から贈られる卒業記念品を比べると大木に蝉という感じだ。
- 健太くんにホールケーキを切らせると大木に蝉となる。
- 海で溺れると大木に蝉で、海に対して人間はちっぽけだから見つからなくなることもある。
特に、その二つの間に大きな大きさの差があることを指しているんだ。