「親の恩より義理の恩」の意味(類義語)
【ことわざ】
親の恩より義理の恩
【読み方】
おやのおんよりぎりのおん
人としての信用や、人に対して感謝の気持ちを大切にすることが大事やと教えてくれてるんやな。約束を守り、感謝の心を忘れへんこと、これが一番重要なんやろな。
【意味】
親から受けた恩よりも、世話をかけた人の恩の方が重く先に報いるべきだということ。
【類義語】
・親の恩より師匠の恩
「親の恩より義理の恩」の解説
「親の恩より義理の恩」という言葉は、日常の人間関係や社会の中での振る舞いの大切さを示す教えのひとつです。小学生にもわかるように説明すると…
ある日、友達が君におもちゃを貸してくれた。そのおもちゃを大切に使って、しばらくたってから友達に返すことになった。でも、その日は君のお母さんが「お家で遊ぼう」と言ってくれて、君は迷った。お家で遊ぶのも楽しいし、でも友達のおもちゃを返さなくちゃいけない。
「親の恩より義理の恩」という言葉は、このような場面で「友達のおもちゃを返す」という約束や義務を最優先にしなければならない、と教えてくれる言葉なんだ。もちろん、親の恩は大切だけど、約束や義務を果たすこともとても大切なんだよ。
この教えは、人との関係を大切にし、信用や信頼を築くための基本的な考え方を示しているんだ。
「親の恩より義理の恩」の使い方
「親の恩より義理の恩」の例文
- 親の恩より義理の恩というほど、師からの恩に報いなければならない。
- 親の恩より義理の恩と思えるような人生の師に出会えたことに感謝する。
- 生みの親からの恩よりも、親の恩より義理の恩だ。他人でありながら気遣ってくれた師に感謝する。
- 義務もないのにかわいがってくれた恩師に、親の恩より義理の恩を感じる。
- 師匠は僕の育ての親といっても過言ではなく、親の恩より義理の恩と思う。