「教うるは学ぶの半ば」の意味(出典・類義語・英語)
【ことわざ】
教うるは学ぶの半ば
【読み方】
おしうるはまなぶのなかば
【意味】
人にものを教えるということは、半分は自分で勉強することにもなるというたとえ。
「教うるは学ぶの半ば」ということわざは、他人に何かを教えることが、自分自身の学びにもなるという意味があるんだよ。
なるほどな。つまり、人に何かを教えるときは、自分自身もその過程で学べるってことやな。
教えることで、自分の理解も深まるし、何か新しいことも見つけられるかもしれへんな。教えるのも勉強の一部やってことやな。
【出典】
「書経」
【類義語】
・教学は相長ず
【英語】
We learn by teaching.(人は教えることによって学ぶ)
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「教うるは学ぶの半ば」の解説
カンタン!解説
「教うるは学ぶの半ば」っていうことわざは、人に何かを教えることは、それが自分自身の学びにもなるっていう意味だよ。
例えばね、弟や妹に宿題を教えてあげるとき、その教える過程で自分もその内容をより深く理解できたり、忘れていたことを思い出せたりすることがあるよね。それがまさにこのことわざが言っていることなんだ。
「教うる」っていうのは、人に何かを教えること、「学ぶの半ば」っていうのは、自分自身が学ぶことの一部、つまり学びの手段の一つって意味だよ。だから、「教うるは学ぶの半ば」っていうことわざは、他人に教えることが自分自身の学びにもつながるっていうことを教えてくれているんだよ。
「教うるは学ぶの半ば」の使い方
ともこちゃんはいつもぼくに勉強を教えてくれるね。
そうね。私も勉強になるのよ。
もうわかっている問題ばかりじゃないの。
教うるは学ぶの半ばよ。
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「教うるは学ぶの半ば」の例文
- 兄は勉強を教えてくれるけれど、どんな問題でも確認を怠らない。理由を聞くと、教うるは学ぶの半ばだからねと話してくれた。
- 生徒に教えるためには、教うるは学ぶの半ばというように、自分自身もしっかり学習しなければならない。
- 教うるは学ぶの半ばというけれど、人に教えることで本当にたくさんの知識を深めることになった。
- 先生になったからといって、学ぶことをやめてはいけないよ。教うるは学ぶの半ばというからね。
まとめ
人に何かを教えるときには、間違ったことを教えてはいけませんね。
その為には、やはり自分もしっかり勉強をする必要があるのではないでしょうか。
教うるは学ぶの半ばということを心に留めて、学習をしたり知識を深めたりして、人生を豊かに過ごしたいものですね。