「夫夫たり、婦婦たり」の意味(出典)

夫夫たり、婦婦たり
【読み方】
おっとおっとたり、つまつまたり
【意味】
夫は夫として、妻は妻としての行うべき道を守れば家がよく治まる。


それが「夫夫たり、妻妻たり」の意味やね。
【出典】
「易経」の「父父たり、子子たり、兄兄たり、弟弟たり、夫夫たり、婦婦たり、而して家道正し」から。
「夫夫たり、婦婦たり」の解説
「夫夫たり、婦婦たり」っていうことわざはね、夫は夫として、妻は妻として、それぞれが自分の役割をきちんと果たすことで、家庭がうまく運営されるっていう意味だよ。
この言葉は、「易経」っていう古い中国の書物から来ているんだ。「父父たり、子子たり、兄兄たり、弟弟たり、夫夫たり、婦婦たり、而しかして家道正し」っていう部分から取られているんだよ。
これはね、父親は父親らしく、子供は子供らしく、兄は兄らしく、弟は弟らしく、夫は夫らしく、妻は妻らしく行動することで、家庭は正しく運営される、っていう教えを伝えているんだ。
つまり、「夫夫たり、婦婦たり」っていうことわざは、夫も妻も自分の役割を理解して、その通りに行動すれば、家庭は円満に運営されるっていうことを言っているんだよ。
「夫夫たり、婦婦たり」の使い方




「夫夫たり、婦婦たり」の例文
- 家庭に問題があると子供が問題行動を起こすことがある。夫夫たり、婦婦たりであることが大事だ。
- 夫夫たり、婦婦たりを守り心落ち着く温かい家庭にする。
- 夫夫たり、婦婦たりの夫婦の家庭は円満である。
- 夫婦それぞれの役割をこなし夫夫たり、婦婦たりであれば、離婚訴訟は無くなる。
- 夫婦の形が多様化し、夫夫たり、婦婦たりとは何ぞやと言われても型にはめることができない。























