「親を睨むと鮃になる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
親を睨むと鮃になる
【読み方】
おやをにらむとひらめになる
【意味】
親に反抗してはいけないという戒め。
親に反抗したり、失礼なことをしたら、ばちが当たるんやって。まあ、ほんまに目が斜めになるわけじゃないけど、親に対しての感謝と敬意を忘れへんように、ってことやろうな。
【語源・由来】
親をにらむと罰が当たって来世は鮃になるという意から。
【類義語】
・親を睨むと鰈になる
「親を睨むと鮃になる」の解説
「親を睨むと鮃になる」っていうことわざはね、親に反抗したり、失礼な態度をとったりすると、ばちが当たって、目が斜めになるようなことが起こるよ、っていう警告なんだよ。
ほら、鮃(ひらめ)や鰈(かれい)っていう魚は、目が一方向に寄っているんだ。だから、このことわざは、親に対して失礼な態度をとると、自分にも何かよくないことが起こるよって教えているんだ。
親は子供を愛して育ててくれる大切な人だから、親に対しては感謝の気持ちを忘れずに、いつも礼儀正しく接するように心がけようっていう教えなんだよ。親を大切にすることは、とても大切なことなんだね。
「親を睨むと鮃になる」の使い方
「親を睨むと鮃になる」の例文
- 育ててくれた親を睨むとは何事か。親を睨むと鮃になるぞ。
- 親に対しては従順でないと、親を睨むと鮃になる。
- 親を睨むと鮃になるというから、滅多なことでは反対はしない。
- 反抗期でどうしても親に反対してしまうが、親を睨むと鮃になるらしい。
- 親は大事にしてなんぼ。親を睨むと鮃になるよ。
「親を睨むと鮃になる」の文学作品などの用例
延享二年大阪竹本座初演、千柳、松洛、小出雲合作「夏祭浪花鑑」義平治殺しの場に、三河屋義平治その婿団七九郎兵衛を罵る詞に、おのれは親を睨めおるか、親を睨むと平目になるぞよ、とある。(南方熊楠の十二支考より)