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【老骨に鞭打つ】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
老骨に鞭打つ

【読み方】
ろうこつにむちうつ

【意味】
年とっておとろえている者が、力を奮い起こして物事にあたる、というたとえ。

【語源・由来】
「老骨」は、年をとったからだという意味。年をとったからだにむちをうって、自分を励ますという意味から。
老人が、自分のことをへりくだっていう言葉。

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「老骨に鞭打つ」の使い方

健太
見てこれ。おばあちゃんが作ってくれたんだよ。「老骨に鞭打って、健太のために、応援用の横断幕を作ったんだけど、気に入ってくれるかしら?」って言って。
ともこ
まあ。すごいわね。これで、次の空手の大会では負けられないわね。
健太
そうなんだよ。おばあちゃん、老眼なのに、がんばって刺繍をしてくれたんだ。すごくプレッシャーを感じるけど、なんだか勝てる気がするよ。
ともこ
勝ったら、トロフィーをおばあちゃんにプレゼントしないといけないわね。

「老骨に鞭打つ」の例文

  1. 私は、老骨に鞭打ってマラソンに挑戦して、孫に、がんばることは格好悪いことではないと教えようとしたのだった。
  2. 昔、社会人野球で監督をしていたことがあったので、老骨に鞭打って、少年野球のコーチを務めることになった。
  3. 重役だったころの経験を生かせるかもしれないと思い、老骨に鞭打って、息子の会社を手伝うことになった。
  4. 地震の被害のニュースを見て、老骨に鞭打って、老人会のみんなで駅前に立ち、義援金を集めることにした。
  5. 野菜が大好きな孫のために、老骨に鞭打って畑仕事をしている。