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【梁上の君子】の意味と使い方や例文(出典・故事)

梁上の君子

【ことわざ】
梁上の君子

【読み方】
りょうじょうのくんし

【意味】
泥棒のこと。転じて、鼠のこともいう。

「梁」は、家の棟を支える横木の「はり」。「君子」はりっぱな人の意だが、ここではからかって使っている。

【出典】
後漢書

【故事】
中国、後漢の陳寔が梁の上に隠れている泥棒をさして、「人間は悪を行うことが癖になると、梁上の君子みたいになる。」と子どもたちを戒めたという故事から。

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「梁上の君子」の使い方

ともこ
健太くん。私のおやつがないの。健太くんが勝手に食べたんでしょう?
健太
違うよ。僕はずっと勉強をしていたもの。
ともこ
うそよ。健太くんが勉強をするわけがないわ!絶対健太くんが梁上の君子よ!
健太
日ごろの行いが悪いとはいえ、ひどい言われようだ・・・。

「梁上の君子」の例文

  1. 元新聞局長が、仕事が休みの日に、二十軒の家に忍び込み、梁上の君子となっていたというニュースを見ました。
  2. 最近、お金持ちの家に忍び込み、盗んだお金を貧しい人たちに分け与えている梁上の君子のことが話題になっていますね。
  3. システム開発が進み、セキュリティが強化されて、梁上の君子でいることも難しくなってきました。
  4. 屋根の上でドスンという音がしたから、相当大きい梁上の君子がいるようだ、ネズミ捕りを仕掛けようか。
  5. 不景気で、お金に困って梁上の君子にならざるを得なかったという人が増えました。

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