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【理屈とこう薬はどこにでもつく】の意味と使い方や例文(類義語・語源由来・英語訳)

理屈とこう薬はどこにでもつく

【ことわざ】
理屈とこう薬はどこにでもつく

【読み方】
りくつとこうやくはどこにでもつく

【意味】
こう薬がどこへでもつけられるのと同じで、理屈もつけようと思えば、どうにでもつけられるということ。

【語源・由来】
こう薬は脂で薬を練り合わせた外用剤で、体のどこへでも塗ったり、布に売ったものを患部にはり付けて使うことができるということからくる。

【類義語】
・盗人にも三分の理
・柄のないところに柄をすげる
・藪の頭にも理屈がつく

ヨーロッパでは「犬を打つ棒を見つけるのはたやすいことだ(It is an easy matter to find a staff to beat a dog.
)」ということわざがある。

【英語訳】
One can give a plausible argument for anything.

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「理屈とこう薬はどこにでもつく」の使い方

健太
お母さんが、ぼくとともこちゃんのおやつに、ドーナツを山のように作っておいてくれてたよ。
ともこ
わあ!嬉しい。 あら?ドーナツたった1つしか残ってないじゃない。
健太
ともこちゃんはいつでもダイエットしてるだろう?だから食べ過ぎないように、先にぼくがたくさん食べておいてあげたんだよ。
ともこ
まあ、健太くんたらひどい! 理屈とこう薬はどこにでもつくってことね。

「理屈とこう薬はどこにでもつく」の例文

  1. 彼はあんなふうに言ってるけれど、理屈とこう薬はどこにでもつくものだから、信用しない方がいいさ。
  2. 君はそんな理由でわたしが納得すると思ってるのか?理屈とこう薬はどこにでもつくというだろう。
  3. 理屈とこう薬はどこにでもつくとはよく言ったもので、すべてにおいて彼は、調子のいいことばかり言うのです。

まとめ

「屁理屈も理屈のうち」「理詰めより重詰め」などと言ってちゃかす言葉もあるように、強引に理屈を通そうとすると、嫌がられることの方が多いようです。


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