「井蛙の見」の意味
【ことわざ】
井蛙の見
【読み方】
せいあのけん
【意味】
広い世間を知らず、自分だけの狭い見識にとらわれていること。井の中の蛙大海を知らずと同じ意味。
「井蛙の見は、狭い見識」ということわざは、自分の環境や経験が狭いために、世界を狭く見てしまうこと、また、知識や視野の狭さを指しているんだ。
なるほどな、つまり、井戸の中で生活してるカエルみたいに、自分の周りしか見てない人を指してるんやな。
広い世界や多様な考え方を知ろうとしないと、見識が狭くなっちゃうってことやね。
【スポンサーリンク】
「井蛙の見」の解説
カンタン!解説
「井蛙の見」という表現は、見識や考え方がとても狭いことを意味しているよ。この言葉は、井戸の中に住むカエルが外の世界を知らず、自分の住んでいる井戸だけが世界だと思っていることから来ているんだ。
この表現は、自分の小さな世界や経験だけを基に物事を判断してしまい、もっと広い世界や違う考え方を知らない人のことを指しているんだよ。つまり、「井蛙の見」とは、もっと広い世界や多様な意見を知っていない人の狭い見識を表す言葉なんだね。
「井蛙の見」の使い方
ともこちゃんは、今回のテストでも一番を取ったの?すごいよね。
うん。私もそう思っていたの。でも、ここで満足したら、井蛙の見だぞって先生に言われたの。確かにそうだなって反省したわ。
ええっ。一番なのに反省することがあるの?
もっと上を目指して、世の中に役に立つ人間になりたいからね。
【スポンサーリンク】
「井蛙の見」の例文
- 井蛙の見、この村に生まれこの村しか知らないような彼にとって、村のなかで居場所がなくなるということは死ぬよりもつらいことなのだろう。
- 短期留学プログラムでアメリカに行き、自分が、井蛙の見であることを思い知り、もっと見聞を広めようと強く思った。
- 地区大会で優勝したぐらいで大喜びしているようでは井蛙の見、もっと上を目指すんだ。
- 自分の絵の才能はすごいんじゃないかと思っていたのだが、大学に入ったら、井蛙の見、もっとすごい人たちがいることを知った。
- 都会に出てきて、いろんな人に会い、自分は井蛙の見だったと反省したのだった。