「千畳敷に寝ても一畳」の意味とは?(類義語)
【ことわざ】
千畳敷に寝ても一畳
「千畳敷に寝ても畳一枚」ともいう。
【読み方】
せんじょうじきにねてもいちじょう
【意味】
あまり欲張らず身の丈に合った暮らしをするということ。
「千畳敷に寝ても一畳」ということわざは、物は必要な分だけあればいいという意味だよ。
わかりやすく言うと、巨大な部屋があっても、人が実際に寝るときに使うスペースは畳一枚分だけだよね。
だから、たくさんのものを欲しがるのではなく、自分に必要なものだけを大切にすることが大事だと教えてくれているんだ。
【類義語】
・起きて半畳寝て一畳
・千石万石も飯一杯
・千石万石も米五合
・天下取っても二合半
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「千畳敷に寝ても一畳」の語源由来
【語源・由来】
千畳もある広い部屋に寝たところで、人が一人寝るのは一畳分の広さに過ぎない意から。
由来を簡単に説明!
「千畳敷に寝ても一畳」のことわざの由来は、たとえ部屋が広くても、人が寝るスペースは畳一枚分しか必要ないという考え方からきてるんだよ。
大きなお部屋がいっぱいあっても、私たちは実際に寝るのに必要なのは畳一枚分だけだよね。だから、たくさんの物を欲しがるよりも、必要なものだけを大切にすることが大事だよということだね。これは、わたしたちが自分に必要なものだけを求め、無駄なものを欲しがらないように、という教えを教えてくれてるんだよ。
「千畳敷に寝ても一畳」の使い方
欲張ってたくさんのトイレットペーパーを買ったけど邪魔だな。
健太くんみたいな人がいるから、店頭からトイレットペーパーが消えることがあるのよ。しかも、千畳敷に寝ても一畳というように、こんなに必要ないわよね。
これ、どうしょうかな。
床が抜ける前に使い切れると良いわね。
「千畳敷に寝ても一畳」の例文
- 千畳敷に寝ても一畳だから、必要なものを必要な分だけ買う。
- つめ放題で欲張って詰め込んでもそんなに食べない。千畳敷に寝ても一畳だから、自分が必要な分だけにとどめる。
- 別荘なんていらないよ。千畳敷に寝ても一畳だ。この家があるんだから十分だろう。
- 欲張ってあれこれ手を出してはいけない。千畳敷に寝ても一畳というから、必要最低限のものに囲まれて生きていけばいい。
- 大量生産大量消費の時代は終わった。これからは、千畳敷に寝ても一畳と戒め、欲望と戦い生きていく。