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【図星を指す】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
図星を指す

【読み方】
ずぼしをさす

【意味】
物事を推察してぴたりと言い当てる。

【語源・由来】
「図星」が、的(まと)の中心の黒い点の意味であること。目当てのところ、急所。「図星」を狙って弓で矢を射るところから、思惑や指摘などを当てる意味でも用いられるようになった。

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「図星を指す」の使い方

ともこ
健太くん。あの子のことが好きなんでしょう?あっ。図星を指された顔をした!
健太
えぇー。そんな顔をしていないよ。急に変なことを言い出すからびっくりしただけだよ。
ともこ
隠さなくてもいいじゃないの。協力できることがあればするわよ。
健太
一番ばれたら厄介なともこちゃんにばれてしまったなあ・・・。

「図星を指す」の例文

  1. ともこちゃんの大きく開いた眼は、正直に、健太くんが図星を指したことを語っている。
  2. その男は、図星を指されたかのように、顔を引きつらせて黙って私の話を聞いていた。
  3. 健太くんは、無言で首を振ったが、図星を指された胸の内は苦しいものだった。
  4. 彼が、今、君に耳打ちをしていた秘密の段々、これを真正面から図星を指してみようか。
  5. 図星を指されて不機嫌になるなんて、あまりともこちゃんらしくもないけれど。

「図星を指す」の文学作品などの用例

老看守はその男の言うことなぞはろくに聞かずに、自分の言うだけのことを続けて行く。その男も、もうもみ手はよして、図星を指されたかのように黙っていた。。(大杉栄の獄中記より)


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