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【正鵠を失わず】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

正鵠を失わず

「正鵠を失わず」の意味(出典・類義語)

意味【ことわざ】
正鵠を失わず

「正鵠」は、「せいこう」とも読む。
【読み方】
せいこくをうしなわず

【意味】
的を外さないこと。物事の要点を的確にとらえること。

「正鵠」は、弓の的の中央にある黒い点。転じて、急所、ねらいどころの意。
ことわざ博士
「正鵠を失わず」という表現は、もともと弓矢で的のど真ん中、すなわち「正鵠」と呼ばれる黒い点を正確に射抜くことから来ているんだよ。

これが転じて、物事の一番大切なポイントや核心を見事につかむことを指すようになったんだ。

助手ねこ
ああ、つまり、弓でまん中の黒い点をバッチリ当てるみたいに、話のポイントや大事なところをズバリと言い当てることやな。

話の核心を見事に捉えてるって意味やな。

【出典】
礼記らいき

【類義語】
・正鵠を射る
・正鵠を得る
・的を射る

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「正鵠を失わず」の解説

カンタン!解説
解説

「正鵠を失わず」という表現は、元々は弓矢で的の中心(正鵠)を正確に射抜くことを意味しているんだ。ここでの「正鵠」は、弓の的の中央にある黒い点のことを指していて、一番命中しにくい、重要なポイントを表しているんだよ。

この表現は、物事の核心や要点を正確に捉える、重要なポイントを見逃さないという意味で使われるようになったんだ。つまり、物事の最も大切な部分や急所を的確に指摘することを「正鵠を失わず」と表現するんだね。

例えばね、議論の中で誰かが問題の本質を鋭く指摘したり、難しい問題を解決するための核心的なアイデアを見つけたりするときに、この表現が使われるんだよ。また、誰かが非常に重要な点を正確に理解しているときも「正鵠を失わず」と言えるんだ。

このことわざは、目の前の問題や状況の中で最も重要な点を見極め、それを正確に扱うことの重要性を教えてくれているんだ。それは、どんな状況でも的を射た行動や判断が大切であることを示しているよ。

「正鵠を失わず」の使い方

健太
先生の言うことはいつも正鵠を失わずだね。
ともこ
大体的を射ているわよね。
健太
生徒のことをよく見ているね。
ともこ
良い先生よね。
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「正鵠を失わず」の例文

例文
  1. 彼の指摘は正鵠を失わず的確だ。
  2. 国語の読解は、正鵠を失わずポイントを抑えることが大事だ。
  3. ともこちゃんは、正鵠を失わず人の痛いところを突く。
  4. 占い師の言うことは正鵠を失わず驚いた。
  5. 彼の推測は正鵠を失わず、決して的外れではなかった。

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