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【前車の轍を踏む】の意味と使い方や例文

【ことわざ】
前車の轍を踏む

【読み方】
ぜんしゃのてつをふむ

【意味】
前の人と同じ方法を繰り返して、同じ失敗をしてしまうこと。

【語源・由来】
転倒した前の車のあとをたどっていって、同じようにひっくり返ることから。

【類義語】
・前轍を踏む(ぜんてつをふむ)
・覆轍を踏む(ふくてつをふむ)

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「前車の轍を踏む」の使い方

ともこ
健太くん。このまま宿題をやらずにあそんでばかりいたら、前車の轍を踏むことになるわよ。
健太
僕の兄さんのように就職先に困るっていう事?
ともこ
そうよ。健太くんのお兄さんも宿題を嫌ってやらなかったんでしょう?
健太
そうなんだよ。よく知っているね。でも、僕は、兄さんと違って、空手という生きる道があるから大丈夫だよ。

「前車の轍を踏む」の例文

  1. 前回は、友人が酒を飲み過ぎて周りの人に迷惑をかけていたので、前車の轍を踏まないように、僕は、飲酒をほどほどにしておこう。
  2. 前車の轍を踏むまいと思いつつも、うかつにも踏んでしまうのが凡人である僕の浅ましさである。
  3. 以前、格下のチーム相手にのんびり試合をして負けてしまったので、前車の轍を踏むことが無いように、序盤から猛攻撃を仕掛けて、相手チームの戦意を喪失させた。
  4. さすがともこちゃん、健太くんの失敗を見て、前車の轍を踏むまいと成功への道を突き進んだ。
  5. 二番目の子供は上の兄や姉の失敗を見ているので、前車の轍を踏まないようしたたかに生きていくという。

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