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【窃鈇の疑い】の意味と使い方や例文(出典・故事・類義語)

「窃鈇の疑い」の意味とは?(出典・故事・類義語)

意味【ことわざ】
窃鈇の疑い

【読み方】
せっぷのうたがい

【意味】
証拠もないのに人を疑うこと。疑い始めるときりがないこと。

「窃」は、盗む。「鈇」は、斧、まさかり。

【出典】
列子れっし

【故事】
斧をなくた人が、盗まれたと思い込み隣の子どもを疑った。すると一挙手一投足が怪しく思えてきた。ところが間もなく斧が見つかり疑う気持ちが晴れ、隣の子を見るとどこをどう見ても疑わしい点はなかったという故事から。

【類義語】
・疑心暗鬼を生ず

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「窃鈇の疑い」の使い方

健太
僕のお菓子がなくなった。ともこちゃんが疑わしいぞ。
ともこ
窃鈇の疑いよ。冤罪だわ。証拠がないじゃない。
健太
疑い始めると窃鈇の疑いだね。全てが怪しく思えてくる。
ともこ
最近忘れっぽいから、自分で食べたことを忘れてるんじゃないの?

「窃鈇の疑い」の例文

例文
  1. 刑事の勘であっても、窃鈇の疑いはよくない。
  2. 窃鈇の疑いで友情にひびが入ることはあってはならない。
  3. 窃鈇の疑いをかけておいて、勘違いでしたと謝ってすむものか。
  4. 被害者は窃鈇の疑いで全員が犯人に思えてくると思うので、犯人探しに加わってはいけない。
  5. この場にいる人すべてが怪しく思え、窃鈇の疑いで気がおかしくなりそうだ。

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