【ことわざ】
死に花を咲かせる
【読み方】
しにばなをさかせる
【意味】
名誉を残すような立派な死に方をする。
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「死に花を咲かせる」の使い方
ともこちゃんは、きっと大人になってから偉業を成し遂げて死に花を咲かせるだろうね。
そうなるといいわね。健太くんも空手で世界一の選手になって死に花を咲かせるんじゃないかしら。
むふふ。世界一になって、弟子をたくさんオリンピックに輩出して、空手の歴史に名を残す・・・。いいねえ。
なんだか強欲な顔になっているわよ。大丈夫?
「死に花を咲かせる」の例文
- こんなむごい戦い方をして死んでいくであろう若いパイロットたちに、何とか死に花を咲かせてやりたい。
- 病に冒されながらも研究を続け、彼はみごとに死に花を咲かせた。
- 私もそろそろ年なんで、もう先が見えているから、ここらで一発、死に花を咲かせてやろうと思ったのです。
- 何か世間をあっといわせるようなことをやってのけて、死に花を咲かせたいものだと思っていた。
- 死ぬまでにこの研究を世に認めさせて、死に花を咲かせたいと思う。
- どうか私に死に花を咲かさせてくれないかとお願いされたので、仕方なく、彼の引退試合ではわざと負けることにした。
「死に花を咲かせる」の文学作品などの用例
日本人は死に花を咲かせることを尊ぶ。さすがあの人よ、名に負う武士らしい潔い最期だった、華々しい末期だった、りっぱな死に際であったと評判されたいと、日ごろから望んでいるものだ。(永井隆のこの子を残してより)