「人生七十古来稀なり」の意味(語源由来)
【ことわざ】
人生七十古来稀なり
【読み方】
じんせいしちじゅうこらいまれなり
【意味】
古希(70歳)まで長生きする者は、昔から非常に少ない。
「人生七十古来稀なり」ということわざは、昔の時代には70歳まで生きることが珍しく、非常に少なかったことを表しているんだよ。
ああ、そういうことか。つまり、「人生七十古来稀なり」ってのは、昔は70歳まで生きるのが珍しいことだったっていうことやな。70歳になるのは、昔から見ても素晴らしい長寿やってことを称える言葉やね。
長生きすることの価値や特別さを教えてくれる言葉や。
【語源・由来】
杜甫「曲江」から。
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「人生七十古来稀なり」の解説
カンタン!解説
「人生七十古来稀なり」という言葉は、杜甫の詩「曲江」から来ているもので、70歳まで長生きすることは、昔から非常に珍しいことだという意味を持っているんだよ。
この言葉は「古稀」とも呼ばれ、人が70歳の長寿を達成することが、歴史的に見てもまれなことだったということを示しているんだね。特に、古代や中世の時代には、医療技術や生活環境が現代と比べて劣っていたため、70歳まで生きることは大変なことだったんだ。
たとえば、古代中国や他の多くの地域では、平均寿命は現代よりもずっと短かった。そのため、70歳まで生きるというのは、非常に長い人生と見なされ、大きな祝福の対象となっていたんだよ。
「人生七十古来稀なり」は、長寿を称える表現として使われることが多く、70歳の誕生日は特別な節目とされているんだ。このことわざは、昔から長寿がどれほど貴重で祝福されるべきものであったかを示している言葉なんだね。
「人生七十古来稀なり」の使い方
人生七十古来稀なりっていうけれども、70歳以上の人口は2017万人だって。時代は変わったねえ。
そうね。元気で若々しい70歳が増えたわよね。
そうだね。そして、なんと80歳以上の人口は751万人だって。たくさんいるよね。
そうね。稀じゃなくなったけれども、健太くんのおじいちゃんが70歳になったら、これからも元気でいてねって言う意味も込めて古希のお祝いをしてあげてね。
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「人生七十古来稀なり」の例文
- 人生七十古来稀なり、私のおじいちゃんは、今でも毎朝縄跳びを1000回飛ぶ稀に見る元気な70歳だ。
- 人生七十古来稀なり、おばあちゃんが、これからも長生きできるように家族みんなでお祝いした。
- 人生七十古来稀なり、人生は残り短い、お酒のツケがたまっているが構うものか。
- 人生七十古来稀なり、あと何年元気でいられるか分からないから毎日を大事にしよう。
- 人生七十古来稀なり、自分が七十まで生きているなんて10歳の頃には思いもよらなかった。