「空念仏も三合どまり」の意味(類義語)
【ことわざ】
空念仏も三合どまり
【読み方】
そらねんぶつもさんごうどまり
【意味】
信仰心が無いのに念仏を唱えても三度くらいでやめてしまうように、不自然でとってつけたような行為は長続きしないこと。
「合」は、回数を数える語。
ほな、「空念仏も三合どまり」ということわざは、信仰心のない人が念仏を唱えても、せいぜい三回くらいで終わっちゃうってことやな。
何ごとにも本気で取り組まないと、続かないんやって。興味がないから、いつまでも続けることはできひんねんて。一時の勢いで終わっちゃうんやで、これは。
【類義語】
・付け焼き刃はなまり易い
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「空念仏も三合どまり」の解説
カンタン!解説
「空念仏も三合どまり」ということわざは、心からの信念や本気の努力がないと、どんな行動も長続きしないという意味のたとえ話なんだよ。
例えば、勉強を始めたけど、本当は勉強したいわけではないから、すぐにやめてしまうような状況がこれにあたるんだ。最初は「勉強しよう!」と思っても、心からやる気がないと、すぐに飽きてしまって長く続かないんだね。
このことわざの「空念仏」というのは、心にもないのに念仏を唱えることを表していて、「三合どまり」というのは、その行動が短期間で終わることを意味しているんだ。だから、このことわざは、心からの思いや本当の意欲がなければ、どんな行動も長続きしないと教えてくれているんだよ。本気で取り組むことの大切さを伝えているんだね。
「空念仏も三合どまり」の使い方
流行に乗ってヨガを始めようと思うんだ。
空念仏も三合どまりというわよ。流行に乗って始めても続かないんじゃない?
やってるうちに熱意が生じるかもよ。
健太くんは、三回どころかヨガセットを買いそろえた時点で満足しそう。
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「空念仏も三合どまり」の例文
- 子供を無理に通塾させても、空念仏も三合どまりになるだろう。
- 付け焼き刃はなまりやすいとか、空念仏も三合どまりとかいうのでそれほどやる気がないならやめた方がいい。
- 一夜漬けの勉強は一時しのぎで空念仏も三合どまりだ。長い目で見たら良い勉強法ではない。
- 健太くんはモテたいからとサッカーを始めたようだが、空念仏も三合どまりでやはり続かなかった。
- 物事の成否はパッションにかかっている。空念仏も三合どまりといい、気持ちがなければ四度目以降はない。
何に対しても適当な興味や熱意がないと、一時的な勢いでしか続かないということを教えてくれる言葉だよ。